
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2024年11月24日(令和6年11月24日)
本日は半導体関連のニュースのまとめ記事です。
キオクシア上場へ
半導体大手キオクシアホールディングスが計画している新規株式公開(IPO)について、22日に東京証券取引所から上場承認が下りる見通しであることが分かった。
想定時価総額は7500億円程度で、順調に行けば12月中に上場する。
キオクシアとは、東芝の半導体メモリー事業が前身であり、半導体関連企業として有名です。
ラピダスとも協業することを検討している(※)ということなので、期待したいですね。
最近は、半導体関連銘柄の株価が下落傾向なので、キオクシアの上場で潮目が変わることを願いたいです。
個人的にはキオクシア株を購入することはお勧めできませんし、私がキオクシアの株式を個別に購入することは無いと思います。
なぜならば、個別株はリスクが高いですし、半導体関連銘柄に分散投資できるETFで購入できるからです。
アメリカ株には重大リスクが2つ存在している
拙ブログにおいては、私の資産運用に関しても軽くですがご紹介しております。
私は今まで、日本のTOPIXに連動する投資信託、先進国株の投資信託、新興国株の投資信託を購入してきました。
また、S&P500に連動する投資信託やNasdaq100に連動する投資信託も購入しております。
現時点では、普段の積立とは別の買い増しは控えようと考えています。
なぜならば、アメリカ株はシラーPERで判断すると割高であり、為替リスクもあるからです。
要するに、バブルの一歩手前の水準まで株高が継続しており、円安であるためお得に購入できないのです。
いつになるかはわかりませんが、アメリカ株の20%から50%の下落局面はすぐそこなのではと予想しております。
また、トランプ大統領になってから円安になっており、外貨建ての物やサービス、債券や株式も購入しにくいです。
したがって、毎月の積立は継続しますが、それ以上はアメリカ株を購入することは無いでしょう。
では、余剰資金をどこに投資するべきなのか。
それは日本の半導体関連銘柄に分散投資できるETFなのではと考えている次第です。
もちろん、投資は自己責任ですし、リスクが高めなので、お勧めはできません。
石破総理が半導体への公的支援を表明
政府は月内に打ち出す経済対策で柱となる半導体や人工知能(AI)産業への支援策をまとめた。
政府保有株の配当を活用する新たな国債発行に加え、商工組合中央金庫(商工中金)株式売却益などを通じ、10兆円以上の支援にかかる財源を捻出する。
先端半導体の量産を目指すラピダスなどへの支援を念頭に、政府は2030年度までに10兆円以上の公的支援をする方針だ。
まず、研究開発段階では補助金など6兆円程度で支え、量産化以降は政府金融機関からの出資、民間企業の融資に対する債務保証などの形で4兆円以上の金融支援を行う。
既存のITサービスの需要は確実に伸びるでしょうし、それに伴い半導体は確実に伸びる分野と言えます。
日本の半導体関連企業というのは、素材や後工程に強みがありますので、必然的に企業収益が伸びるのではと予想しております。
そんな中、石破総理(そろそろ退陣ですかね)が日本の半導体産業に対して、公的支援を行うことを表明しました。
研究開発段階では補助金として6兆円で、量産化以降は政府金融機関からの出資や政府保証として4兆円規模とのこと。
あまりにも少額でお話にならないというのが、現役ITエンジニアとしての意見です。
アメリカ企業のハイテク銘柄群には太刀打ちできないでしょう。
さらに、赤字国債は発行しないとのことなので、純粋な需要増加というわけでもないと。
民間企業の設備投資の呼び水となり、50兆円規模の経済効果があるかは未知数と言えます。
けれども、半導体関連銘柄にとっては確実に追い風と言えましょう。
半導体関連銘柄は低迷しており、市場反応が極めて鈍い
証券コード「282A」というETF、証券コード「2644」というETF、証券コード「200A」というETFがあります。
共通して言えることは、株価が調整局面に入っており、低迷から抜け出ていないということです。
しかしながら、石破総理の公的支援表明があっても、株価は上昇しておりません。
すぐに退陣するかもしれない総理が何を言おうとも信じられないのか、やはり公的支援の規模が小さいからなのか。
ここに市場ギャップが存在しており、逆張りをするなら今なのではないかと私は狙っております。
もちろん、リスクは高いですが、国策に売りなしという言葉がある通り、買うか買わないかの二択と言えましょう。
また、私が調査した限りですと、半導体関連銘柄に分散投資できる日本株ETFは売り気配が充満しているのです。
私個人としては、さらなる半導体関連銘柄の下落を待ち、購入を検討します。
エヌビディアの狂騒曲は終わるだろう
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、エヌビディア株の下落を受け半導体関連銘柄に機械的な売りが出やすいと指摘。
ただ、エヌビディア株に関してはイベント通過を背景とした短期的な需給が株価下落につながったため、日本株も徐々に下げ幅を縮めるとみていた。
アメリカ株で、ひときわ異彩を放つのがエヌビディアという半導体関連企業でした。
人工知能ブームの牽引役としてアメリカ株の株高に貢献しておりましたが、あまりにも爆上げだったので、警戒しておりました。
やっと、株式に売りが出やすい時期になりましたので、買いやすい局面が出てきそうです。
私個人としては、エヌビディアの個別株は絶対に買わないです。
なぜならば、個別株はリスクは高いですし、今後の見通しも不透明だからです。
このまま下落基調が続くということも十分にあり得るでしょうからね。
以上です。