大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年9月8日(令和2年9月8日)
拙ブログにコメントをいただき、誠にありがとうございます。
よほどの悪質コメントではない限り、返信しますので、少々お時間をいただければと存じます。
今、仕事で追い詰められておりますので、そこまで手が回りません。
脱中国の経済連携を促進せよ
台湾にある米国の代表機関の米国在台協会(AIT)は4日、台北市内で欧州連合(EU)、日本の各代表機関と共同で、新たな経済連携を目指すフォーラムを開催した。
引用元:米、台湾でEU・日本と新たな経済連携訴え 中国排除
中国の排除を念頭に、今後は経済連携の新しい枠組みづくりが必要になる、との認識で一致した。
チェコ上院議長らの台湾訪問に合わせ、米国が主催した。
フォーラムでは米中対立が激化するなか、信頼できるパートナー同士でサプライチェーン(供給網)の再構築を急ぎ、経済発展を目指す必要性を共有した。
日本とアメリカと台湾で脱中国の経済連携を目指すフォーラムがチェコ上院議長らの台湾訪問に合わせ開催されました。
中国が世界の工場と呼ばれたこともございましたが、政治的理由で部品供給や資源供給を差し止めることがございますので、信用に足るビジネスパートナーにはならないことは明白です。
日本とアメリカと台湾でこういった連携が図れるというのは心強いことです。
チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長ら代表団89人が30日、台湾に到着した。
引用元:チェコ代表団が台湾に到着 「卑劣な行為」と中国反発
台湾とは国交はないが、公式訪問を通じ、関係強化を図る。
中国は、中国大陸と台湾は1つの国に属するという「一つの中国」を主張しており、今回の訪問は主張に反する「卑劣な行為」だとして激しく非難した。
チェコが存在感を出してきました。
台湾との国交は無いらしいのですが、中国の反発を招くようなことを意図的にやってくれるのは嬉しいことこの上ありません。
ドイツは脱中国できないらしい
ドイツ企業にとって中国の存在感は大きい。
引用元:独企業の脱中国、難しく VW販売の4割
産業の柱である自動車では、フォルクスワーゲン(VW)が2019年の世界で販売した乗用車のうち約4割、ダイムラーとBMWも3割近くの台数を中国が占める。
脱中国は容易ではない。
ドイツ企業は中国依存があまりにも大きいため、脱中国は難しいようです。
実はこの傾向は戦前からでございまして、ドイツはソ連もしくはロシアを牽制するため、中国を利用してきたという地政学的な理由があり、脱中国は困難です。
台湾の輸出額が過去最高を記録
台湾の8月の輸出額が単月として過去最高を記録した。
引用元:台湾、8月の輸出額 ファーウェイ向け特需で過去最高
財政部(財政省)が7日発表した同月の輸出額は前年同月比8.3%増の311億ドル(約3兆3000億円)だった。
米国が華為技術(ファーウェイ)への制裁を強化する9月中旬を前に、同社が半導体の確保を急ぎ、台湾に大量発注したことが輸出増につながった。
ファーウェイへの部品供給元である台湾は、8月の輸出額が過去最高を記録しました。
ファーウェイとしては、部品を調達できなくなる前にできるだけ備蓄しておいて、経営上のリスクを低減したいとの考えから、台湾から大量輸入しているのだと推察します。
その影響で台湾の半導体の輸出額が伸びて、過去最高の輸出額になっているようです。
輸出好調の背景には、新型コロナウイルスを機に世界で広がったネット利用の拡大もある。
引用元:台湾、8月の輸出額 ファーウェイ向け特需で過去最高
負荷がかかるデータセンターでのデータ処理には、高性能なサーバーと半導体が必要だが、世界でも生産国・地域はごく一部に限られる。
台湾がその一つで、米中など各国から注文が殺到している。
高性能なサーバーがないとデータベースにアクセスして大量のデータのやり取りができません。
高性能なサーバーが無いとYOUTUBEの動画をブラウザ上に表示させることもできません。
リモートワークのため、データのやり取りも増えるでしょうから、半導体は必須ということなのでしょう。
中国から半導体を輸入することが無いように、台湾や日本がどんどん半導体の生産能力を向上させるべきであり、中国には輸出しないように、政治的な決断をするべきです。
製造業の国内回帰を促進せよ
新型コロナウイルスでサプライチェーン(供給網)が混乱したことを受け、マスクや医薬品などを国内生産しようとする企業の動きが加速している。
引用元:コロナで生産回帰 補助金競争率11倍 マスクや医薬品
国内への生産回帰を支援する政府の補助金への応募が殺到。
10月に採択予定の1600億円の競争率は11倍となった。
中国など特定国に調達先を依存するリスクを実感した企業が生産拠点を分散するケースが目立つ。
マスクや医薬品などを日本国内で生産しようとする企業の動きが加速しております。
「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」への応募が殺到しており、競争率は11倍なのだそうです。
少なくとも補助金の予算を10倍に増やすべきでしたね。
まずは、中国以外の国家から調達するということではなく、日本国内で生産するという方向で、製造業の国内回帰を促進するべきです。
そのためにも、インフラ投資を積極的に行い、防災投資も行い、日本国内での生産こそが世界で一番安全な生産拠点にするべきでしょう。
その結果、輸出も増えるでしょうから、どんどん国内回帰を促進するべきです。
以上です。