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反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2021年1月12日(令和3年1月12日)
本日は、未経験でIT関連企業へ転職しようと考えている方向け、未経験でIT関係の就職を目指している学生向けの記事です。
要するに、資格取得をしてから転職、資格取得してから就職した方が圧倒的に楽できるという話です。
緊急事態宣言でIPAの国家資格の受験が難しい
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策などにより、やむを得ず、試験実施の中止、実施内容(試験区分、試験地など)の変更の可能性があります。
引用元:令和3年度春期試験について
日本のITエンジニアにとってはお馴染みであるIPA(情報処理推進機構)で行われるIT関係の国家資格に関してなのですが、令和3年度の春期試験を行うとの旨が公表されました。
今回の緊急事態宣言でIPAが行っているIT関係の試験が実施されない可能性がございますが、どうやら感染症対策をしっかりと行った上で、実施されるとのことです。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、やむを得ず、試験実施の中止もあり得るとは但し書きされており、油断はできません。
基本(応用)情報技術者試験の取得が有効
今回の新型コロナウイルス感染拡大で、IT業界に転職したい、就職したいという方も多いのではないでしょうか。
未経験でIT企業に転職したい、未経験でIT企業へ就職したい学生さんに申し上げたいのは、できればIPAが実施している基本情報技術者試験もしくは応用情報技術者試験に合格してからの方がよろしいかと存じます。
その理由を3つ挙げさせていただきます。
1、面接でアピールできるから
2、就業後の知識習得が格段に楽になるから
3、別業界への転職でも有利になるから
1点目に関して説明しますと、面接でアピールできるからです。
未経験や学生を採用する場合のIT企業の人事担当者が一番恐れていることは「この人はIT業界への理解や適正が無い」人を採用してしまうことです。
少なくとも、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に合格しているということはITに興味があり、最低限の知識はあり、IT現場にいきなり入れたとしても、パニックにはならないという保証になります。
これが地味に重要なのです。
民間企業は社内研修などを行う時間的余裕も金銭的余裕もございませんから、即戦力とはいかないまでも、最低限はできるというレベル感の人材が欲しいのです
2点目に関して説明しますと、就業後の知識習得が格段に楽になるからです。
私は今でこそ基本情報技術者試験に合格しておりますが、それまではIT業界について素人であり、プログラミングも全くわかりませんでした。
※参考記事:C言語選択!不器用な文系社会人が基本情報技術者試験合格の勉強方法
そのような状態でIT業界でプログラミングを学習しつつ、IT現場で働くということになったため、苦しみました。
そもそも基本的な用語がわからないし、基本的なパソコンの仕組みもわからなかったからです。
IT業界は日々の勉強は欠かせませんが、知識習得の効率が悪いのです。
就業した後の知識習得の効率を上げるためにも、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に合格した方が良いです。
3点目に関してなのですが、別業界への転職しても有利になるからです。
仮に、資格を取得してIT業界へ転職もしくは就職しても、失敗する可能性がございます。
仕事ができずに苦しむことが多く、精神的に辛い状態が続くのであれば、IT業界から離脱する必要がございます。
その場合、別業界に再度転職することになるかと存じますが、今時の業界でITと無縁という業界は存在しません。
飲食業でも会計システムを使用することはあるでしょうし、医療介護でも電子カルテシステムや医事会計システムを利用するでしょうし、建築や土木でもスマホからアプリケーションを使用して業務報告することもございます。
そのような場合、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験で培ったことは無駄になりません。
ちょっとしたトラブルにおいて焦ることも少ないでしょう。
また、大手企業においては情報関連の部署に国家資格を保有している人間を揃えたがる傾向がございますので、そういったところで活躍できる場合もあります。
会社から資格合格の報奨金が出る場合も
IPAの国家資格となりますと、合格すると会社から資格合格の報奨金が出る場合もございます。
それを狙って、資格取得をする方も大勢いらっしゃいます。
私個人も様々な理由(現段階では公にできない話)がございまして、報奨金目当てであり、転職で有利になることを目指して、応用情報技術者試験を受験したいと思います。
急な話ではございますが、令和3年度の春期日程で応用情報技術者試験に合格する必要が出てきてしまいました。
できるだけ頑張ってみます。
以上です。