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反逆する武士

政治哲学 日本経済

人間関係は蜘蛛の糸であり自殺要因でもある。現金給付と社会保障充実

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議論

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2022年4月16日(令和4年4月16日)

門前小僧のツイートは勉強になるが・・・

本日は進撃の庶民にも寄稿されている門前小僧氏(以下敬称略)のツイートの魚拓を取って、しっかりと批判していく記事になります。

事情がわからない読者様が大半かと存じますので、説明します。

私はTwitterのアカウントを保持しており、現代貨幣理論やユニバーサル・ベーシックインカムについて持論を展開しておりました。

門前小僧(現在は門前仮面V3というTwitterアカウント)はいろいろな角度からユニバーサル・ベーシックインカムも含めて経済政策を批判しておりました。

※参考記事:門前小僧と池戸万作の争いに学ぶ言論作法。無理筋批判と悪口は駄目だ

経済クラスタとして持論を展開していただくのは有り難いのですが、アカウントがBANされてしまうことを繰り返しております。

※ちなみに、私個人のTwitterアカウントは10年以上運用しておりますが、BANされたことなんて一度もありません。

そのため、ブログ記事でツイート内容の魚拓を取得して、しっかりと記録に残すことで、皆様の経済政策に対する理解度を高めていただきたく、今回この記事を作成するに至りました。

結論を言えば、門前小僧の主張はあまりにも偏っているのではないかと批判せざるを得ないです。

拝金主義的な反緊縮派なんて見たこと無い

門前小僧は上記のツイートにて、反緊縮派は大きく2つに分かれると主張しています。

拝金主義に染まるグループと、お金が単なる道具であり、それよりも大事なものがあると気づくグループに分かれるとのこと。

このツイートを見て、違和感を感じた読者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

お金が単なる道具なのであれば、日本国民を対象として直接給付しても問題無いはずです。
物やサービスを手に入れるために必要な単なる道具なのですから、お金を配ってもいいはずですよね?

拝金主義的な人間からすると、貴重なお金をなんで経済に対する貢献度が低い年金受給者や生活保護世帯やシングルマザーにも配るのかと不満を抱えるのではないかと。

この記事の導入部分でも申し上げましたが、門前小僧はユニバーサル・ベーシックインカムに反対の主張を展開していたはずです。

ユニバーサル・ベーシックインカムの導入に賛成している人間は、弱者救済を大儀名分に掲げ、お金が単なる道具であると喝破しています。

門前小僧は拝金主義的な反緊縮派なのでしょうか。
※そうではないと信じたいです。

私は意外にTwitterを徘徊しておりますが、拝金主義的な反緊縮派を見たことがありません。

社会保障と現金給付を無視ですか

門前小僧は上記のツイートにて、貧困問題を本気で解決したいなら、コミュニケーションに問題のある方々でも安心して働ける職場や仕事を政府が用意するしか無いと主張します。

また、貧困問題解決に必要なのは、その人が信頼できる人間関係、社会関係を提供すること以外にないと主張しています。

え?(; ・`д・´)
社会保障を無視?

え?(; ・`д・´)
現金給付を無視?

おそらく上記のツイートは現代貨幣理論の就業保証プログラムを念頭においたツイートだと推察します。

私個人としては就業保証プログラムに対して制度不備があり過ぎるとして批判しておりますが、この記事では触れません。

貧困問題とは経済的な貧困を指すのが一般的です。
貧困問題を解決する手段は、何も労働の対価として賃金を得ることだけではないはずです。

社会保障を充実させ(生活保護受給条件の緩和など)日本国民を対象として現金給付することも、貧困対策になります。

もちろん、これをやれば貧困問題は解決であるというのは難しい判断になります。
現実的には、社会保障を充実させ、日本国民を対象に現金を給付して、財政出動や減税で雇用を創出するのが最善策だと思います。

ただ、門前小僧は上記のツイートにて政府による雇用創出しかないと言い切りました。

また、貧困に陥っている方々にとって信頼できる人間関係や社会関係の提供しかないと言い切っています。

財政出動や減税による雇用創出、そして中央政府や地方自治体による直接雇用を否定する気は毛頭ありません。

しかしながら、それしかないと言い切る門前小僧は視野狭窄なのではないでしょうか。

人との絆は蜘蛛の糸にもなれば、自殺のきっかけにもなる

人間は合理的な無機物ではなく、社会動物であり、社会や人間との絆が必要なのだという主張は理解できます。

ただ、信頼できる人間関係や社会関係を構築するのはとても難しいことであり、軽々しく主張するべきことはありません。

人間関係は地獄から人間を救ってくれる蜘蛛の糸にもなります。

一方で人間関係の影響で自殺してしまう人間も少数ながら存在しております。
社会関係なんてもっと複雑ですよ。

地域的つながりや会社やサークルといった中間組織に裏切られることもあれば、救って貰えることもあるでしょう。

そんな物だけに頼って貧困問題を解決すると主張する人は、リスクヘッジできていない個人投資家のようなものです。

しっかり働いて賃金を得る、現金給付で何かあったときに頼れるお金を支給、場合によっては地方自治体の補助金や生活保護を頼るという複数の安全網がある社会こそ健全です。

何を隠そう、私個人は人間関係で追い詰められた経験もあれば、人間関係のおかげで仕事を貰い、命をつないだ経験がございますので、世の中単純ではないということは知っています。

だからこそ、門前小僧を批判できております。

次回以降の記事では、門前小僧の意見に賛同する記事を作成できれば嬉しく思います。

以上です。

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