大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2021年10月30日(令和3年10月30日)
本日の記事の前半部分に関しては、反逆する武士uematu tubasaが過労と体重減少に悩まされているという話をさせていただき、後半では一般的にブラック企業に関する考察記事になります。
あまりにも働き過ぎてしまい過労で倒れる
詳細に関しては身元が判明してしまう可能性がございますので、大雑把かつ嘘も織り交ぜながらお話させていただきますので、何卒ご容赦ください。
※80%は本当の出来事です。
先日、私は出社しようとしたのですが、あまりにも体調不良のため、仕事をお休みしてお医者さんに診ていただきましたところ「過労」との診断でした。
体調不良とは言え、精神的な負担も大きく、単純に言えば、仕事したくないという気持ちがあまりにも大きくなり過ぎてしまったため、うつ病になる前に養生しようと思って休みました。
ちなみに、ユニバーサル・ベーシックインカムを主張している私でございますが、労働に関して否定的ではなく、むしろ勤労の価値を最大限認める立場の人間であり、個人的にも働く意欲が高い方だと自負しております。
そんな人間が出社拒否になったわけですから、相当精神的にヤバイ状態だったのだと推察します。
そして、その後に知ったことなのですが、体重が3週間で6Kgも落ちてしまったので、さすがに過労とのことらしいです。
私はジョギングを習慣としており、食事量はそこらへんの一般男性の1.5倍になるのですが、あまりのストレスで食事量が無意識の内に減っていたようです。
現在はジョギングをしつつ、食事量を意図的に増やすことで、栄養を摂取しているところであり、体重を少しは元に戻すよう頑張っております。
サプリメントや漢方薬の力も借りながら、何とか職場復帰できるように努力しております。
反逆する武士はITエンジニアなのですが、頭脳労働が極まり過ぎて
拙ブログでは何回もご紹介しておりますが、私個人ITエンジニアとして頭脳労働をしているのですが、その頭脳労働が極まり過ぎて、精神的負担があまりにも高まってしまったというのが今回の体調不良の原因です。
平たく言えば、仕事がキツイのですよ。
マジで誰もこんなに仕事できないだろうってレベルの仕事量を納期までに終わらせないと駄目なので、生産性を4倍まで引き上げないと厳しいです。
社会人として立派に働いている方であれば、ご理解いただけると思いますが、人間の生産性がいきなり4倍になるなんて、非現実的です。
ブラック企業を辞められない理由とは
さて、後半では、あくまでも一般論として、ブラック企業を辞められない理由について解説します。
私の個人的な愚痴だけではこの記事の価値が無いと思いますので、何卒お付き合いいただければ幸いに存じます。
ブラック企業を辞めていない、辞められない理由1位は「転職活動が不安」(41.7%)――そんな結果が、労働問題などに取り組む日本労働調査組合(東京都足立区)が実施した「ブラック企業に関する労働調査」で明らかになった。
引用元:ブラック企業を辞められない理由 「生活が困窮する」や「家族を不安にさせる」を抑えた1位は
同調査は、自身の勤務先が「ブラック企業だと思う」と回答した20~49歳の会社員男女552人を対象にしている。
いわゆる超過残業、給与が低い、職場環境が劣悪、福利厚生が薄いというブラック企業が存在します。
では、なぜ労働者はブラック企業から抜け出すことができないのでしょうか。
大きな理由は2つあるようでして「転職活動が不安」「生活が困窮する」という理由のようです。
後者の生活が困窮するという点に関しては、まさに私がユニバーサル・ベーシックインカムを導入した場合のメリットとして挙げている「ブラック企業から逃げやすくなる」がある意味立証された形となりました。
基礎所得があれば、ブラック企業で働くことから逃げやすくなります。
生活が困窮するという不安が著しく低減するからです。
ただ、それだけではブラック企業から抜け出せるかと申しますとそこまで簡単な話ではないようです。
なぜならば、転職活動が不安だからです。
私個人としては、転職を繰り返している人間ですから、何がそんなに不安なのかとも思うのですが、もし40代以上で家族持ちとなると、不安になるのも理解はできます。
それでもブラック企業で働くことで精神的に壊れてしまい、うつ病になり、働けない状態に陥ってしまうよりかはマシだと思いますし、それで家族離散となってしまうのであれば、それまでの家族だったということなのでしょう。
※めっちゃ残酷ですけども。
転職市場の整備は政策的に可能なのか
以上を踏まえて、私なりに思うところを述べさせていただきますと、転職市場の整備は政策的に可能なのかという問いに激突します。
転職市場が整備されて、転職しやすい環境が整うと、どのようになるのでしょうか。
ブラック企業から労働者が消えてなくなる可能性が高いでしょう。
そして、ホワイト企業やブラック企業では無い企業で採用難ということは無くなるでしょう。
ある意味、企業間の労働移動が活発化することになるので、構造的かつ産業的な失業というのも解消されるのではないかと思います。
ブラック企業からホワイト企業へ労働者が移動しやすい世の中であれば、労働者の権利や立場が強くなるのではないでしょうか。
問題はそれを政策的に後押しできるのかという点ですね。
今後の労働市場における研究に期待です。
以上です。