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反逆する武士

国際情勢

インドが中国の圧迫を受けているのでミサイル購入で助けてあげるべき

投稿日:

インド

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年12月16日(令和元年12月16日)

インドが日本の貿易黒字是正を要求

インド政府は10日、来週の安倍晋三首相の訪印を前に声明を発表し、日本に対して貿易黒字を削減するための措置を取るよう求めた。
インドのモディ首相と安倍氏は、15─16日に東部のゴウハティで会談する。
昨年モディ氏が日本を訪れた際、両首脳は経済・軍事面での連携強化で合意した。両国はインド太平洋地域で影響力を拡大する中国への警戒感を強めている。
両国の通商規模は2018/19年度に176億3000万ドルと、08/09年度の109億ドルから大幅に増加。インドの対日貿易赤字も79億ドルに拡大した。

https://jp.reuters.com/article/india-japan-trade-idJPKBN1YE2SX

インド政府は安倍晋三首相の訪問に際して、日本の貿易黒字是正を削減するよう要求しました。

インドにとっては対日貿易赤字を削減したいということのようです。
日本はインドの優れた兵器を大量購入することで、貿易黒字の是正に着手することができますので、躊躇う必要はないと思います。

インドが保有する兵器の中に、アグニ2という弾道ミサイルがございます。
インド側に、日本が北朝鮮や中国の軍事的脅威に対抗する必要があることを懇切丁寧に説明して、ライセンス生産させてもらえるよう提案すべきです。

さらに言えば、戦略型潜水艦に搭載して、SLBM(潜水艦発射型弾道ミサイル)としても運用できるように改造してもよいか打診すべきでしょう。

我が国日本の弾道ミサイル能力が向上し、インドとの非公式的な同盟関係が一層強化されることは疑いようがありません。

安倍総理がインド訪問を延期

安倍晋三首相は15日から予定していたインド訪問を延期した。菅義偉官房長官が13日夕方の記者会見で発表した。新たな日程は決まっていない。
首脳会談が予定されていたインド北東部のアッサム州では治安が悪化している。

(中略)
インド国内では近隣諸国から不法に入国したイスラム教徒の移民が市民権を取得するのを阻止する法案をインド議会が可決したのを受けて、バングラデシュと国境を接する北東部など一部地域で抗議行動が起きている。
これを受けて訪印を取りやめた外国要人は、バングラデシュのモメン外相に次いで安倍首相が2人目。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-13/Q2FLY3DWX2R101

安倍総理がインド訪問を延期したそうです。
このニュースを見たときに、インド側からの貿易黒字是正の要求を呑みたくないがために、訪問を延期したということかと思ったのですが、違うようです。

インドの治安が悪化していることを受けての延期であり、一部地域では抗議活動が起きているようです。
バングラデシュの外務大臣もインドへの訪問を取りやめたようです。

国籍法改正案はモディ首相の悪手である

インドがイスラム教徒以外の不法移民に国籍を与える「国籍法改正案」を議会で可決し混乱が広がっている。
イスラム教徒への差別だとの批判に加え、同国北東部アッサム州では隣国バングラデシュからの移民が増えるとの懸念から激しいデモがおこり、外出禁止令やインターネットを遮断する措置がとられた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53313030T11C19A2FF8000/

インドがイスラム教徒以外の不法移民に国籍を与える「国籍法改正案」が可決し、イスラム教徒への差別でもあり、移民排斥の機運が高まりを見せたため、激しいデモが発生したようです。

私は移民は、インド国内において文明の衝突を発生させる悪手であると考えているので、インド国民の雇用と安全を脅かすため、移民に国籍を与えるなど言語道断であると主張します。

今回の対象者は約1500万人とされるが、影響を受ける地域では反発が起きた。
バングラデシュに近いアッサム州では「不法移民の外国人の国籍を認め、仕事を与えたり土地を共有したりするのはありえない」と強い不満の声があがる。
11日以降、住民が暴動をおこし、商店街などが破壊された。
治安部隊との衝突で死傷者も出た。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53313030T11C19A2FF8000/

強い不満が渦巻いているようです。
ある意味当然ですね。

インド人に同情します。
インドの与党もグローバリズムに毒されてしまい、一般のインド人のことなど考えていないようです。

なぜ移民によって雇用を奪われることに耐えねばならないのでしょうか。
なぜ移民によって治安を乱されなければならないのでしょうか。

スリランカが対インド包囲網に組み込まれた

16日投開票のスリランカ大統領選で当選したゴタバヤ・ラジャパクサ元国防次官(70)が18日、大統領に就任した。
同氏は親中派として知られる実兄マヒンダ・ラジャパクサ元大統領を首相に起用する考えで、再び中国に傾斜するとの見方が強い。
新大統領は外交的に中立の立場を保つ意向を示したが、インドでは「中国の影響力は一段と高まるだろう」(インド紙)と警戒する向きもある。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52325130Y9A111C1FF1000/

スリランカというのは、インド半島の南東に位置する島国なのですが、ここが反中勢力になるのか、親中勢力になるのかで、インド海軍の活動範囲が変わってきてしまいますし、シーレーンの安全にも関係してきます。

今年の11月16日に親中派の大統領が当選し、表向きは中立を表明しつつも、反インド的な外交を主導するのではないかと危惧されています。

本来ならば、我が国日本が外交工作を仕掛け、親中勢力を一掃するべきなのですが、外務省そのものが親中勢力に飲み込まれているので、とてもではないですが、積極的な行動は見込めません。

スリランカを反中国勢力で塗りつぶし、中国の対インド包囲網戦略「真珠の首飾り」を外から破壊するべきです。

インドを日本の味方のままでいてくれるように、最大の外交努力をするべきなのではないでしょうか。

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