大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時：2023年10月22日（令和5年10月22日）
ハマスが人質を一部開放
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマス軍事部門の広報官アブ・ウバイダ氏は２０日、ハマスがカタールの調停努力に応じ「人道的理由」により、人質として捕らえていた米国人の女性とその娘の２人を解放したと発表した。
引用元：ハマス、人質の米国人2人を解放 「人道的理由」 カタールが調停
ガザ地区を支配しているハマスが電撃戦で獲得した人質を一部開放した模様です。
アメリカ人母娘を解放したということで、東地中海に展開した空母打撃群の軍事的圧力が効いたようです。
ガザ地区に支援物資が搬入された
中東のメディアなどによると、パレスチナ自治区ガザへの支援物資を積んだトラックが２１日、エジプトとの境界にあるラファ検問所からガザに入った。
引用元：ガザへ支援物資搬入 ラファ検問所が開通―ハマス打倒で３段階戦略・イスラエル
医薬品や食料を積んだトラックは計２０台。
７日に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突を受けたガザへの支援物資搬入は、これが初めて。
ハマスがイスラエルに対して、電撃戦を仕掛けたことで、イスラエルが激怒してしまいました。
その結果、イスラエルの曹操ことネタニヤフ首相がハマスとの戦争状態を宣言しました。
ネタニヤフ首相は、ガザ地区の北半分から民間人は撤退するようにと宣伝しました。
なぜならば、民間人の被害を最小化する必要があるからです。
ガザ地区の内部は混乱の極みであり、ガザの南半分に人が押し寄せ、物資が足りないようです。
エジプトとの国境から医療品や食糧が運び込まれ、事態の沈静化に期待が掛けられています。
しかしながら、ハマスにその支援物資を横取りされるのではないかという危険性もあり、今後どうなるかわかりません。
バイデン大統領の認識
バイデン米大統領はパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃について、サウジアラビアとの国交正常化に向けたイスラエルの取り組みを妨害することが狙いの一つだったと述べた。
引用元：バイデン氏、ハマスの攻撃はイスラエルとサウジの関係緩和妨害が狙い
サウジアラビアとイスラエルの国交正常化を妨害するため、ハマスがイスラエルに電撃戦を仕掛けたという見方があります。
やはり、バイデン大統領もその認識のようです。
どちらかと言えば、パレスチナ支持のサウジアラビアとは言え、イスラエルとの国交正常化は必要との判断だったのではと推察します。
そして、アメリカの意向も大きく反映された外交政策だったと思います。
しかしながら、それが引き金となって、ハマスの暴発を招いてしまいました。
外交とは恐ろしいものであり、一歩間違うと戦争になったりします。
イスラエルの軍事戦略
イスラエル軍のガザ空爆が続く中、ガラント国防相は２０日、３段階の対ガザ戦略を発表した。
引用元：ガザへ支援物資搬入 ラファ検問所が開通―ハマス打倒で３段階戦略・イスラエル
現在はハマス打倒のための第１段階で、「戦闘員の排除とインフラへの損害」を目的にしているという。
第２段階は低強度の戦闘を続け抵抗勢力を排除する「中間期間」と位置付け、第３段階で、「ガザに新たな安全保障体制を構築する」という。
イスラエル軍の対ガザ軍事戦略として、３つの段階があるとのことです。
おそらく一撃でハマスを無力化、その後掃討戦へ移行、最終的にはガザ地区をファタハに委任統治してもらうのではないかと。
これが影響して、アメリカ株が下がっており、地味に私の懐には秋風が吹いております。
民間人にも少なからず被害は出ると思いますので、できるだけ早期決着をお願いしたいです。
イエメンからミサイルが発射されるが撃墜される
米国防総省は19日、紅海に展開する米艦船が巡航ミサイル3発と複数の無人機を撃墜したと明らかにした。
引用元：米、イエメンから発射のミサイル撃墜 イスラエル標的か
イエメンの親イラン組織が発射し、イスラエルを狙った可能性があると分析した。
サウジアラビアの近海の紅海に展開するアメリカの艦船がミサイルと無人機を撃墜しました。
イエメンの攻撃からイスラエルを守ったらしいです。
これは第五次中東戦争一歩手前と言い切っていいでしょう。
エスカレーションは何とか避けてほしいというのが本音ですね。
以上です。