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世界経済

アメリカ国債がフィッチに格下げされ投資の神様は買い漁るそれが投資

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大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2023年8月6日(令和5年8月6日)

アメリカ国債が格下げされた

格付け会社フィッチ・レーティングスは1日、米国の外貨建て長期債格付けを最上位の「AAA」から「AAプラス」に1段階引き下げた。
(中略)
また「過去20年間にわたりガバナンスの水準が着実に悪化」しており、「度重なる債務上限を巡る政治的対立と土壇場での解決により、財政管理に対する信頼が損なわれている」とした。

引用元:フィッチが米国債格下げ、政権は反論 「奇妙で根拠ない」

市場に激震が走りました。

格付け会社フィッチによって、アメリカ国債が格下げされました。

具体的には、最上位の「AAA」から「AAプラス」になりました。

なぜアメリカ国債が格下げされたのでしょうか。

なぜならば、アメリカ連邦政府の債務上限問題によって政治的対立と妥協で市場を心配させてしまったからです。

国家財政に関する信頼性を損なうようなことになってしまったら、アメリカ国債の格下げになるのは当然です。

イエレン財務長官が批判しているようですが、債務上限という法的制約がある以上、仕方ないですよね。

変動相場制を採用し、自国通貨発行権を保有する中央政府に財政的予算制約はありません。

しかしながら、財政的予算制約以外は存在しており、供給制約と法的制約が存在しております。

法的制約が国債の信頼性を揺るがすというリスクをアメリカは抱えているのです。

投資の神様はアメリカ国債を購入している

著名投資家のウォーレン・バフェット氏は3日、米CNBCで大手格付け会社による米国債の格下げについて
「世の中には心配しなくていいことがいくつかある。これ(格下げ)もその一つだ」と語った。
米国債の購入を続けていることも明かした。

引用元:バフェット氏、米国債格下げ「心配いらない」

ウォーレン・バフェットはアメリカ国債の格下げについて心配しなくていいと豪語しました。

さらに、自身もアメリカ化国債の購入を継続しているとのこと。

投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットがアメリカ国債を購入しているのです。

したがって、現時点での市場環境においては、アメリカ国債を購入するのが正解かもしれません。

債券投資家にとってはこれほど頼もしい援軍は他にいないでしょう。

長期金利は一時急伸するも、4%に近づく

長期金利

アメリカの長期金利は、過去5年で見ても高値圏で推移しております。

また、今回のアメリカ国債の格下げが発表されてから長期金利は一時急伸するも、4%近辺まで下がっているようです。

トレンドチャート的にはダブルボトムになっており、レジスタンスラインから跳ね返されたようにも見えますね。

政策金利も高止まりすることがほぼ既定路線ですし、長期金利もそれに伴って高止まりするのではと予想します。

しかしながら、現時点では円安傾向が継続しており、為替リスクを考えると債券投資には中々踏み切れないというのが現実です。

1USドル=110円ぐらいの段階で、日本円をアメリカドルに替えていたとします。

それを債券に投下するのは投資として有りだと考えます。

アメリカは着実に財政赤字を増やしている

米国 月次連邦財政収支を分析すると、アメリカ連邦政府は着実に財政赤字を増やしております。

アメリカ連邦政府の財政赤字はアメリカ国民の黒字になりますので、喜ばしいことです。

2000年のITバブルの頃のように財政黒字になったら、現在の相場はバブルということになります。

したがって、私はアメリカが財政黒字に転換しそうになったら、アメリカ株の投資を見合わせたいと考えています。

ただでさえ、円安というデメリットがあるのに、暴落可能性が跳ね上がったならば、アメリカ株を購入する意味がありません。

暴落を確認した上で、がっつり購入するつもりです。

なぜならば、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)は株価暴落を静観するわけありませんので、金融緩和に踏み切るからです。

金融緩和となれば、円安は是正され、株価も上昇しやすくなりますので、私は勇気を持ってアメリカ株を購入します。

アメリカのインフレ率が着実に低下している

PCE物価指数

アメリカのPCE物価指数という指標がございます。

PCE物価指数はPCEデフレーターとも呼ばれ、全米のすべての国内個人消費物価の平均的上昇を示す指標です。

上記の画像を見ていただければご理解いただけると思います。

着実にPCEが下がっております。

FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)はPCEという指標を重視していると言われており、これが2%になるまで金融引き締めを継続するようです。

おそらく政策金利(FFレート)はもう引き上げるということにはならないでしょう。

もちろん、今後発表される経済指標次第かとは思います。

今後の市場の注目点としては、政策金利(FFレート)がいつ下がるのかということに移るのではと。

株価は小幅に上昇するでしょう。

今後の投資戦略について

私の投資戦略に関しては、S&P500というインデックスに連動した投資信託を長期積立すること、これに変わりありません。

年初来の投資成績としては約35%ですので、このまま継続するが妥当と考えております。

来年から始まる新NISAに関しては、NASDAQ100というインデックスに連動した投資信託を毎月5万円購入すると思います。

あとは、円安局面なので、毎月の積立以外は投資をせず、奨学金返済やプライベート充実のためにお金を使いたいです。

以上です。

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