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反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年11月24日(令和元年11月24日)
女系天皇も最終選択肢で容認すべき
自民党の甘利明税制調査会長は24日のテレビ番組で、安定的な皇位継承のあり方について「男系を中心に継承順位を付け、最終的な選択肢としては女系も容認すべきだと思う」と述べた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52551510U9A121C1000000/
自民党の内部では、女系天皇に否定的な先生が多い中で、この発言は勇気があると言い切っていいでしょう。
甘利氏(以下敬称略)が本気で女系天皇の実現のために本気で取り組むというならば、支持したいと思います。
女系天皇の理解が深まれば男系支持に?
同席した山田宏参院議員によると、首相は「女性天皇、女系天皇の違いについて国民に十分な理解が進んでいない」と指摘し、「この部分について啓発活動は必要だ」と述べたという。
https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190026-n1.html
護る会の提言は、女系天皇につながりかねない「女性宮家創設」に否定的で、皇室典範改正や特例法制定によって旧宮家の男子が皇族に復帰できるようにすることが柱だ。
そもそも、皇族の方々も人間なのですよ。
夫婦の間でなければ、子供は生まれませんし、女性ばかり生まれることもございます。
そのような場合、民間人の男性をお婿さんに迎えて、皇族として処遇しなければ、皇族の数がどんどん少なくなります。
現状、30年後となれば、悠仁親王殿下のみの皇室となる可能性がございます。
それを防ぐためには、女系天皇と女性天皇を公認し、最低でも女性宮家を認めなければ、皇室そのものが消滅します。
伝統を守れと言いながら、皇室を消滅させるような男系固執論者は頭がどうかしているとしか思えません。
はっきり申し上げて、カルト宗教に洗脳されているとしか思えませんし、男系固執論者と生産的な議論ができるとは思えません。
高森明勅氏が正論を主張
女性宮家の創設は、女性天皇、女系天皇の議論とセットで取り組まなければ意味がありません。
https://www.news-postseven.com/archives/20191119_1489590.html/2
女性皇族がご結婚で皇室を離れていけば、若い世代の皇族が悠仁親王殿下お一人になってしまう。
そして、悠仁親王殿下のお后となる女性は、男子を産まなければ皇室が途絶えてしまうという巨大な重圧に晒されます。
そういう未来が予見されれば、そもそも皇室に嫁ごうという女性が現われるかもわからない。
だからこそ眞子内親王殿下や佳子内親王殿下、愛子内親王殿下のご結婚前に、皇族に残っていただける制度にするとともに、女性天皇・女系天皇の議論を進める必要があります
上記記事において、高森明勅氏(以下敬称略)がド正論を主張しています。
女性皇族が現行制度であれば、結婚されると民籍降下され、皇室から離れることになります。
このままであれば、次世代を支えるのは悠仁親王殿下のみとなります。
悠仁親王殿下を過酷な状況に追い詰めるのが男系固執論者なのです。
高森も主張していますが、悠仁親王殿下の奥さんになろうという女性には男性を生まなければ、壮絶なバッシングを受ける未来が待ち構えているわけですよ。
そんな状況では悠仁親王殿下は結婚すらできない可能性もございます。
民間人の女性と恋をして、民間人の奥さんと家庭を築くということが現行制度に阻まれてできないという可能性がございます。
それは日本国民による公的な迫害と言い切っていいのではないでしょうか。
私はそれが許せない。
男系固執論者は議論できない
女系天皇と女性天皇を公認すべしと主張すると、男系固執論者は反論できないわけですよ。
かつてFC2ブログにおいても、私の誹謗中傷コメントをしてくる方もいらっしゃいましたが、あなたは日本人ですかとか、もっと勉強してくださいとか、本筋とは関係ないところで、議論しようとしてきます。
日本人だから皇室を守りたいし、興味関心があってブログを運営しておりますし、皇室に関して勉強したから、女系天皇と女性天皇を認めるべきと主張しているのです。
歴史家による断罪を受ける覚悟があるのか
昭和22年にGHQの経済的圧力によって皇籍を離れた、元皇族の方々がいらっしゃいます。
https://www.news-postseven.com/archives/20191119_1489590.html/3
そのような元皇族のご子孫に、再び皇籍を取得していただく。
そうすれば宮家を増やすことはできます。
小泉内閣の議論があった当時から、安倍首相はそう考えていたし、今も変わっていません
元皇族の方々がいっらしゃいますが、皇籍を取得する覚悟がおありなのか、全くわからない状況が継続しており、現状、そういった意思表示がなされていないので、そういった考えはないとみなさざるを得ません。
非現実的な仮定で議論しているのが、男系固執論者で、現実的な解決策を提示しているのが、女系天皇公認論者なのです。
本当に元皇族及び元皇族の子孫の国民男子が存在しているのであれば、記者会見するしかないと思います。
議論はそこからじゃないですか、存在するか否かわからない方々を前提として議論をするべきではありません。
秋篠宮殿下の即位辞退はある意味当然だ
朝日新聞が朝刊一面に〈退位「一代限り」への問い〉と題した記事を掲載(4月21日付)。
https://www.news-postseven.com/archives/20191118_1489410.html
そこでは、2017年6月に現上皇の生前退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮が周囲の関係者に対して、〈兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです〉と、高齢で即位することの難しさを語ったと報じられた。
高齢のため、公務を全うするのが難しいため、譲位された上皇陛下と同じく、高齢を理由として、秋篠宮殿下が即位を辞退するというのはある意味当然であり、日本国民として、慎み深く、即位の辞退を受け入れるべきでしょう。
と言いますか、天皇陛下も近い将来譲位されるのではないかと思います。
それで、皇位継承の議論を進めるよう促されるのではないかと予想しております。
以上です。