大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年10月6日(令和元年10月6日)
松のやに行って、賃金の高さに驚く
本日は私個人が様々なお店に訪問して、驚いたことを軸にお話を進めたいと思います。
まず、ご紹介したいのは「松のや」です。
とんかつを提供する飲食店であり、私は時々利用させていただいております。
最低賃金が改訂されてから、松のやに行って「朝定食」を食べた後に、ふとアルバイト募集の張り紙を見ました。
そしたら、通常時給が1100円を超えていて、深夜勤務となると1300円から1500円の時給になっていました。
最低賃金が東京都だと1013円という水準なのに、それを上回るレベルの時給を提示していました。
※参考記事: https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/20190830chinginka.html
やはり人手不足が影響しているのでしょうか。
時給が高いのであれば、それだけ人を惹きつけるでしょうから、これからもどんどん時給単価を上げていただき、業績を上げていただきたいと思います。
大手のフードサービスは業界を主導する立場ということを自覚していただき、どんどん賃金を上げていただきたいと思います。
UNIQLOの会計システムは圧巻
最近、ユニクロのレジ待ちの行列が短くなったと感じている読者も多いのではないかと思う。今回は、その立役者であり、店頭から物流現場まで幅広く活用されるようになった「RFIDタグ」を取り上げる。
https://agenda-note.com/retail/detail/id=1294
RFID(Radio Frequency Identification)タグとは、電波を用いてタグのID情報を非接触で読み取るシステムだ。JRの「Suica」よりも電波が遠くに届き、さらに複数点を一括で読み取れるところが秀逸だ。
このタグを採用することで、これまで1点1点バーコードで読み取っていたのが、一瞬で複数点を読み取ることができるようになった。
GUは、さらに進んでいて、2017年4月からセルフレジを導入している。ハンガーを外してセルフレジ内のボックスに商品を投げ込むと、一瞬で商品点数と会計金額が表示される。これによって精算所用時間が有人レジと比較して、最大約3分の1に短縮されるという。
私はUNIQLOによく行くのですが、大きめの店舗においてはセルフレジが導入されており、カゴを特定の場所に置くとそのカゴの中の商品を読み取り、会計金額を一瞬で計算することができます。
なぜそのようなことができるのかというと、UNIQLOの商品に「RFIDタグ」が取り付けられており、商品情報を一瞬で読み取ることができるので、省人化が図れます。
お会計が済んでいない商品を店舗外に持ち出そうとするとブザーが鳴るため、万引き対策としても有効です。
商品の棚卸や検品作業などはUNIQLOのようなアパレル業界では大変な労力が必要ですが、「RFIDタグ」のおかげで自動で一瞬でできるようになりました。
コンビニも省人化に踏み込む
経済産業省は、2025年までに、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズの全ての取扱商品(推計1000億個/年)に電子タグを利用することについて、一定の条件の下で各社と合意することができました。これを踏まえ、各社と共同で「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました。
https://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170418005/20170418005.html
簡単に言うと、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズの大手コンビニにおいて、電子タグを利用して効率的な物流と労務コストの削減を実現することで合意したようです。
これが出来れば、ビジネス街における昼時だけとんでもなく混み合うコンビニが無くなるため、省人化が図れます。
なぜ都市圏のビジネス街において「昼時だけとんでもなく混み合うコンビニ」が出現するかというと、効率的な会計作業ができていないからです。
コンビニの店員さんが、商品の一つ一つをバーコード読み取りして、お客様の財布から現金が出てくるのを待ち、お釣りを手渡しして、頭を下げつつお礼を言わなければなりません。
であるならば、日本政府が主導するキャッシュレス決済により、現金を出す時間とお釣りを計算し渡す時間を節約する必要があります。
また、そもそも商品のお会計において会計金額を計算するのも効率化したいわけですよ。
したがて、RFIDタグなどを利用し、一瞬で商品の電子タグを読み取って会計金額を計算することで短時間での会計になるようにするべきなので、経済産業省が主導で大手コンビニを引っ張っているのです。
農業にも生産性向上のビックウェーブ
<AGRIOS(アグリオーエス)とは>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000041821.html
農業の生産性と労務生産性を管理するクラウド型生産性管理システムです。
AGRIOSは、トマトの生産者でもある株式会社井出トマト農園代表の井出寿利が、「生産量や雇用の管理技術向上」のために5年掛けてエンジニアと作ってきたソフトウェアです。
生産者がソフトウェア事業?と思われるかもしれませんが、開発のきっかけは、自らが十数年農業を営む過程で、人が増えるとなぜ効率が下がるのか、どうすれば効率を上げられるのか、と悩んだことに始まります。
農業の雇用管理や、各種データ管理に直結した欲しいサービスは、なかなかありませんでした。
それならば、最も適したサービスを作ろうと思い、取り組んで出来たサービスです。
農業のハードウェアとソフトウェア(人)をつなぐ「OSとなるサービス」を目指し、農家発の農業に特化したクラウド型生産性管理システムを開発し、AGRIOSと名付けました。
私は食糧安全保障において興味関心があるので、こういったお知らせには敏感に反応してしまいます。
生産性を高めつつ、労務生産性を管理するクラウド型生産性管理システムがございます。
それが「AGRIOS」というサービスのようです。
こういった動きがどんどん加速していただけるとありがたいです。