大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年9月5日(令和2年9月5日)
アメリカ株が続落している
米金融当局によるリフレ的金融緩和の長期化観測、新型コロナの感染拡大抑制、主力IT企業を軸にした業績回復期待、大統領選挙に向けたトランプ氏の当選予想反転上昇、一部景気敏感株(バリュー株)に見直し買いが進んだことが株高要因です。
引用元:米国株が急落:「積立投資」で貯めながら増やす。反落の季節は好機?
一方で、高値警戒感も醸成されてきました。実際、9月3日はS&P500指数が前日比-3.5%、ナスダック総合指数は-5.0%、ダウ平均は-2.8%と急落しました。
本日は、拙ブログにお越しの個人投資家の方々などに、アメリカ株の見通しや現在の私の投資スタンスなどをお話できればと思います。
かなり粗末な内容ですので、軽くお読みいただければ幸いに存じます。
簡単に今年の株式市場の流れを申し上げますと、年初来から2月中旬までは、株価が過去最高水準まで上昇しており、上昇トレンドはこのまま続くのではないかと思われていたのですが、コロナ・ショックで一気に地獄と化しました。
3月中旬~下旬頃が一番の底値を付け、そこからはV字回復をしてきたのですが、その内実は、新型コロナウイルスの影響で株価と業績が落ち込む多数派の銘柄と、アップルやZOOMなどに代表される一部の銘柄の暴騰でした。
以下、参考動画です。
あまりにも一部のハイテク銘柄が暴騰していたので、調整局面が訪れるかもしれないと危惧していました。
予想通り調整局面は訪れて、それが9月3日と9月4日でした。
ハイテク銘柄の調整局面が一時的に継続するだけなのか、それともコロナ・ショックのように暴落してしまい、二番底まで株価が下落するのか注視しています。
私は前者の可能性が85%で、後者の可能性が10%、その他のシナリオが5%だと考えております。
余裕のない投資家は積立投資が合理的なのか
すなわち、株式相場が高値圏であったリーマンショック直前に積立投資を開始しても、「株価が暴落しても積立を継続していたら安い単価で投資口数を増加できた」ことを実証しており、積立投資が合理的な投資手法であったことを検証しています。
引用元:米国株が急落:「積立投資」で貯めながら増やす。反落の季節は好機?
換言すると、株価が大きく下落する場面では、積立投資には良い押し目買い(積み増し)の機会であったことがわかります。
相場の乱高下や警戒・悲観ムードに押されて短期売買するよりも、「貯めながら増やす積立投資」を資産運用のコア(中核)に据え置きたいと思います。
詳細なことに関しては、別の投資ブロガー様の記事を見ていただきたいのですが、アメリカ市場全般に対して、定期的に積立投資するのが、一番リスクが少なく、一番リターンが大きく、一番手間暇が不要と個人的には思っています。
投資で儲けたとして、そのために莫大な時間を浪費して、人生を楽しむ時間が無くなるというのは莫大な損失であると思います。
また、投資の失敗(株式投資で言えば、株価下落で元本割れ)を怖れるがあまり、それがストレスになり、体調を崩すのはどう考えても合理的とは思えません。
積立投資をすれば、リーマンショック前から投資を開始しても、長期的にはプラスになる可能性が高いらしいです。
株価が下落した局面で淡々と買い増しを行いつつ株は売らずに、株価の回復を待つのですから、当然と言えば当然ですね。
私は、日本株、新興国株、日本以外の先進国株、アメリカ株に関する投資信託を保有しており、少なくとも10年以上は長期的に保有する個人投資家です。
今回のコロナ・ショックで投資信託を売却するという最悪な行動は回避できましたが、買い増しが思うようにできませんでした。
株価暴落があまりにも急だったのと、余剰資金が無く、恐怖で決断できませんでした。
儲けたいならば、踏み込むべきときに踏み込むべきでした。
反省しながら、投資を淡々と行っていきたいと思います。
※念のため申し上げますが、投資は自己責任でお願い致します。
ダウは急落、構成銘柄の少なさは危険だ
3日のニューヨーク株式市場は急上昇した株価への高値警戒感が広がり、大幅反落。
引用元:ダウ急落、一時1000ドル安 株価急上昇で高値警戒感広がり
優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時1000ドルを超えた。
終値は前日比807・77ドル(2・8%)安の2万8292・73ドルで、1日の下げ幅は6月11日(1861ドル)以来の大きさだった。
ダウ工業株30種平均は一時1000ドルを超える下落を記録しました。
本当に恐怖を覚えましたよ。
コロナ・ショックのときも1000ドル越えの下落がございましたので、これから二番底もあり得る展開です。
私は投資の神様のウォーレン・バフェットの遺言通り、S&P500(アメリカの大型株500種)に大部分のお金を投入するつもりなので、ダウに連動する投資信託や上場投資信託は購入しておりませんでした。
やはり構成銘柄が少ないと、一気に下落する可能性が高まりますので、注意が必要ですね。
以上です。