大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年5月21日(令和2年5月21日)
関西圏の緊急事態宣言が解除された
政府は21日の新型コロナウイルス感染症対策本部で大阪、京都、兵庫の関西3府県への緊急事態宣言を解除すると決めた。
引用元:首都圏、25日にも判断 緊急事態宣言、関西3府県解除
今回解除を見送った東京都など首都圏の4都県と北海道は25日にも専門家の評価を踏まえ解除の可否を判断する。
日本政府は関西圏の緊急事態宣言を解除すると決定しました。
早く、関東圏も含めて、緊急事態宣言を解除していただきたく、何卒よろしくお願い致します。
解除にはリスクもある。
引用元:首都圏、25日にも判断 緊急事態宣言、関西3府県解除
街中で人出が増え、感染が再び広がりかねない。
韓国では外出規制を緩和したのち、集団感染が発生した。
中国の湖北省武漢市でも都市封鎖解除後に再び感染者がみつかっている。
上記引用記事の中では、緊急事態宣言を解除した際のリスクについて言及されております。
確かに、いきなり全面解除ということになれば、リスクが大きいと思いますので、藤井聡先生が提案する、半自粛を継続してほしいと思います。
下記の動画をご覧ください。
静岡県の連鎖倒産防止策は妥当か
静岡県は民事再生法の適用を申請した婚礼事業のラビアンローゼ(浜松市)と子会社の取引先を県制度融資の対象にすることを決めた。
引用元:静岡県の制度融資、経営破綻2社の取引先を対象に 連鎖倒産を防止
負債総額が両社合計で33億円と4月の倒産事例の中で多いことから、取引先企業の連鎖倒産を防ぐ狙いだ。
(中略)
融資は25万円以上の売掛金債権を持つ34の中小事業者を対象にする。限度額は中小企業で3000万円、組合は5000万円。融資期間は10年以内で、利率は1.5~1.6%とする。
静岡県は婚礼事業会社とその子会社に対して、県の制度融資の対象にすることを決めました。
負債額があまりにも大きいため、連鎖倒産を防ぐためにも、融資を行い、倒産を防ぐつもりのようです。
誰かの負債は誰かの資産でございますから、お金をつぎ込んででも倒産を防ぐということは経済的な打撃を緩和するという観点からは妥当かと存じます。
通貨発行権がない地方自治体としては、最大限の努力をしていると思います。
中小企業に対する資本注入ではなく、粗利補償
政府は新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営が厳しくなった中小企業に資本注入する官民ファンドを立ち上げる。
引用元:中小企業にも資本注入 数百社に500億円規模
2020年度第2次補正予算案で500億円規模を計上し、数百社に出資する見通し。
製造業やサービス業などで地域経済に欠かせないものの財務力に劣る企業を支え、民間金融機関の融資を呼び込む効果も見込む。
はっきり申し上げて、意味ありますかね?
変動相場制を採用し、自国通貨発行権を保有する日本政府に財政的予算制約はありません。
粗利補償を行うだけで、中小企業を守ることができます。
どんどん粗利補償や休業補償を行っていただきたいと思います。
そうでなければ、連鎖倒産を防ぐことはできません。
貸し渋りと貸し剥がしが金融機関のお家芸である(笑)
コロナ禍で取引先企業の経営状況が急激に悪化し、金融機関も前例のない対応を迫られている。
引用元:社説]今こそメガ銀は資金繰り支援に全力を
主要企業を融資先に抱える大手銀行に課された責任はとりわけ重い。
収束の兆しが見えてきた今こそ、つなぎの低利融資やいつでも引き出し可能な融資枠の提供などを通じ、覚悟を決めて資金支援に取り組んでほしい。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本全国が自粛ムードになっている状況で融資先へ追加融資を行い、資金的な支援を行うような気概が日本の民間金融機関にございますかね?
私はそういったことの真逆のことが発生するのではないかと思っています。
すなわり貸し渋りと貸し剥がしでございます。
どう考えても、民間企業の息の根を止めるのはいつも民間金融機関でございます。
倒産の2.5倍の休業・廃業
帝国データバンクは、今年の倒産(負債一千万円以上、法的整理)件数が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で七年ぶりに一万件を超すとの見通しを明らかにした。
引用元:<新型コロナ>倒産 1万件超見通し 休廃業は2万5000件
倒産の集計には入らない自主的な休廃業などは、二万五千件を見込む。
企業の破綻が相次げば、働く場を失う人の増加が懸念される。
倒産件数の2.5倍ほどの休業・廃業が存在しているということのようです。
雇用が失われてしまい、徐々に経済は衰退するでしょう。
私の知り合いでも、自宅待機を命じられてしまう方がおりまして、休業しているようです。
おそらく、休業しておりますが、そのまま退職する可能性が高いと思われます。
破滅的な需要の縮小で仕事がありませんからね。
延命した後を見据えているか
仙台市と青森市でカフェなどを経営していた福井寿和さん(33)=青森市=が、新型コロナウイルスの影響で廃業を決断した経緯をブログにつづり、話題になっている。
引用元:「延命した先見えているか」廃業の経験をブログで発信 青森の男性
福井さんは「多くの人が不安を抱える今だからこそ、廃業を選んだ人が経験を伝えることに価値があると思った」と語る。
先日ご紹介した廃業した男性なのですが、融資や補助金で企業を延命した後をしっかりと見据える機会にしてほしいということで、廃業に関する記事を出されたようです。
企業さんに延命を強要するのは私も違うと思います。
本日は以上です。
今日は仕事がエグイので短稿です。
ご容赦を。