日本憲政史上最強の政策ブログを目指す!

反逆する武士

世界経済 国際情勢 現代貨幣理論

アルゼンチンが形式的デフォルト債務不履行にも様々な種類が存在する

投稿日:

アルゼンチン

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年5月23日(令和2年5月23日)

アルゼンチンが形式的にデフォルト

南米アルゼンチンは22日、同日が支払期限だった5億ドル(約540億円)規模の国債の利払いを行わず、形式的なデフォルト(債務不履行)状態となった。
債権者団との債務再編交渉がまとまらなかった。
両者は6月2日まで交渉を続けるが合意できるかは流動的だ。
アルゼンチンのデフォルトは6年ぶり9度目。
農業部門の低迷や通貨急落に苦しんでおり、新型コロナウイルスの流行が追加の打撃となっている。
アルゼンチン政府は米欧の機関投資家が保有する総額660億ドル規模の国債の利払いや元本の削減を目指し、債務再編交渉に臨んできた。
外貨準備高は約430億ドルと当面の利払い余力は十分にあるが、交渉が決着していないことからあえて支払いを見送った。

引用元:アルゼンチン、9度目の債務不履行 再編交渉は継続

アルゼンチンは国債の利払いを見送り、形式的なデフォルトになりました。
利払い規模は5億ドルであり、外貨準備高は430億ドルなので、利払い能力はあれども、利払い意志が無いということのようです。

アルゼンチン政府は、欧米の機関投資家との債務再編交渉を継続しておりましたが、交渉が上手くいかないため、利払いをあえて見送ったようです。

アルゼンチン政府の発行する国債の償還または利払いが期日までにできず、デフォルト(債務不履行)になりました。
アルゼンチンのデフォルトは6年ぶり9度目でございます。

アメリカの債券市場で起債したのか

22日に支払猶予期間が終わったことで、2014年以来、9度目となるアルゼンチン政府のデフォルトが決まった。
外貨準備高は約430億ドルあり、当面の利払い能力に問題はないため、形式的な「テクニカルデフォルト」とみる向きもある。
ただし、今回の債務不履行が14年と異なるのは、アルゼンチン政府自らの判断で、利払いを止めたことだ。
14年のデフォルトはヘッジファンドとの係争で米国の裁判所に支払停止を命じられた結果であり、政府側には利払いを予定通り実施する意志はあった。
今回は「中長期にわたって債務返済を続けられなくなった」と宣言し、大幅な減免を求めている。

引用元:アルゼンチン債務危機、コロナで拍車 新興国で連鎖も

少々気になる記事がございましたので、ご紹介したいと思います。
アルゼンチンは2014年にもデフォルトしており、その際には利払い意志がありましたが、米国の裁判所から利払い停止を命じられた結果なのだそうです。

ここからは私の予想なのでございますが、アルゼンチンはアメリカの債券市場においてUSドル建ての国債として起債したため、アメリカの裁判所の命令を聞かなければならなかったのではないかと推察します。

アルゼンチンが自国内の債券市場において起債していたら、アメリカの裁判所による法的拘束力から逃げることができたのではないかと。

国債の利払いに関することを外国の裁判所の命令によって決められてしまうというのは、国辱である言い切ってよろしいでしょう。

デフォルトにも様々な種類が存在し、償還または利払い意志があるのにできないパターンと、償還または利払い能力があるのに、その意志が無いパターンも存在するようです。

アルゼンチン経済は苦境に立たされている

実際、アルゼンチン経済の状況は刻々と悪化している。
通貨下落と高インフレで19年まで2年連続のマイナス成長で、20年は新型コロナが追い打ちをかける。
製造業や商業は壊滅的な状況でIMFは20年成長率をマイナス5.7%と予測する。
シェールガス開発で「双子の赤字」解消を目指していたが、原油価格の下落で目算が狂った。
もはや大幅な債務減免以外に経済再建の道がない。
アルゼンチン側が交渉決裂も辞さない瀬戸際戦略をとるゆえんだ。

引用元:アルゼンチン債務危機、コロナで拍車 新興国で連鎖も

アルゼンチン経済は為替レートが対ドルで下落しており、高インフレが継続しており、シェールガス開発で経常赤字と財政赤字を解消しようとしていたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大で価格暴落して無理になりました。

確かに八方塞がりの様相を呈しております。
債務再編をしないといけないし、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためにも緊縮財政に舵を切るわけにもいかないという話です。

アルゼンチンの原油やシェールオイルを買い叩け

日本は石油輸入の約9割を中東に依存する。
2019年9月にサウジアラビアの石油施設が攻撃され、危機感が浮上した。
代替候補に米シェールオイルや西アフリカ産原油が挙がっているようだが、現在は輸入の2%にすぎない中南米の原油も加えるべきだ。
米国との関係に火種を抱えるベネズエラを除けばメキシコ、ブラジル、アルゼンチンなど中南米産油国は中東より地政学リスクが少なく、海路の安全性が高い利点がある。

引用元:中南米を原油輸入先に

日本は原油の輸入の約9割を中東に依存しておりますが、ホルムズ海峡、マラッカ海峡、バシー海峡というチョークポイント(シーレーンが収束する地点)をタンカーが通ることになるので危険な状態であると言えます。

したがって、中南米の原油を調達することで、調達先の多角化とシーレーンの安全性の確保を達成するべきなのではないでしょうか。

さらに言えば、アルゼンチンはデフォルトしてしまったため、外貨準備高が欲しいと思います。

支払いはUSドルにしてあげれば、アルゼンチンは喜んで原油やシェールオイルを低価格で差し出すのではないでしょうか。

幸いなことに有事の円であるため、新型コロナウイルスの感染拡大でも円高になっております。
USドルの調達は我が国日本にとっては容易です。

以上です。

0 0 vote
Article Rating
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
★★★ブログTOP★★★
記事が参考になりましたら、ブログランキングで応援お願いします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

-世界経済, 国際情勢, 現代貨幣理論
-,

0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x

Copyright© 反逆する武士 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.