日本憲政史上最強の政策ブログを目指す!

反逆する武士

国家安全保障 国際情勢 地政学

専門外の知識を学ぶことの意義。安全保障と発電と国家的自給自足強化

投稿日:

原発

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2024年6月30日(令和6年6月30日)

本日も犯罪組織罪務省さまからのコメントにお答えする記事です。

率直に申し上げて、幅広い領域で知識を習得することの意義を強く感じています。

通常戦力での攻撃で核攻撃と同等の被害

1、軍事的目標になるということですが、仮想敵国は日本でいうと北朝鮮、中国、ロシアぐらいが妥当だと思います。
これらの国は核爆弾を持っているので原子炉があろうがなかろうが関係ありません。
好きなところに落とせるのです。

引用元:電気代また上がるってよのコメント欄

私個人としては、脱原発派です。

なぜならば、以下4点の理由があるからです。

その中で、1つ目の理由に反論してらっしゃる部分を上記引用元で紹介させていただきました。

僭越ながら、お答えできればと思います。

まず、我が国日本の仮想敵国に韓国が含まれていないのは違うのではないかと思います。

なぜならば、我が国日本固有の領土である竹島を不法占拠しているので、明確に侵略国家だからです。

この点で、モノノフ21氏(以下敬称略)とは安全保障に関する考え方が違いますね。

さらに言えば、モノノフ21は、我が国日本が核攻撃を受けるという前提を置いているように見受けられます。

なぜならば、北朝鮮、中国、ロシアは核武装国家だからということなのでしょう。

まず、核武装国家と非核武装国家が戦争になったとしても、核攻撃に踏み切りにくいものなのです。

我が国日本に地上設置型の原子力発電所が存在した場合、通常戦力の攻撃を受けただけで、核攻撃とほぼ同等の被害を受ける可能性があるということです。

原子力発電所自体は、堅牢な施設なので、直接破壊されるとは考えにくいです。

しかしながら、弾道ミサイル、巡行ミサイル、RPGなどで冷却設備の破壊だけなら可能です。

その結果、炉心溶融または炉心が暴走して大爆発する可能性を考慮しなければなりません。

要するに、通常戦力での攻撃という比較的ハードルが低い軍事行動で、核攻撃と同じような被害となるのは我が国日本が抱える過大なリスクなのです。

したがって、私は1つ目の理由を提示して、原発に反対しているのです。

原発を地下に設置することで、地下貫通弾(バンカーバスター)でも攻撃されないような設計で原発を運用できればこのような懸念は無くなります。

それが技術的に可能なのか、そういったことが可能な地盤や地域が存在するかという問題を乗り越える必要はあるかと。

リスクを過小評価していないか

2、これは原子炉を使うのにあるリスクだと思います。
福島のことがありましたし。
ただ、リスク0はないと僕は考えているので何かのリスクをとる場合にとってもいいリスクだと考えています。
地震や津波があれば火力発電でも大火事や爆発の可能性はあると思います。

引用元:電気代また上がるってよのコメント欄

率直に申し上げて、モノノフ21はリスクを過小評価しているとしか思えません。

確かに、火力発電などでも地震や津波で打撃を受け、大爆発となる可能性はあります。

しかしながら、そのリスクは局所的かつ限定的な被害で食い止めることが可能です。

いわゆるダメージコントロールが可能なのです。

一方で、福島第一原発のように、放射性物質が広範囲に拡散してしまった場合、受容できないリスクと言わざるを得ません。

もちろん、健康被害が出るかどうかは別問題ですし、どの程度の事故レベルなのかにも関係してきます。

万が一、それで放射性物質による健康被害が明確に出てしまった場合は、さらに問題です。

したがって、ガスコンバインドサイクル発電風レンズ風車での発電、ダムを利用した水力発電などで原発を代替するべきなのではと考えます。

リスクをゼロにはできませんが、原発以外であれば、影響範囲を最小化することは可能ですし、最小被害に食い止めることが可能です。

放射線被爆はできるだけ避けた方がいい

3、これは事故がなければ労働者が放射線で蝕まれることはありません。
風評被害です。
原発で働いているひとが特定の病気が多いなどの報告はありません。
福島の事故処理のひとはダメージがあると思います。

引用元:電気代また上がるってよのコメント欄

まず、原発で働いている方が放射線被爆していることは確実です。

さらに言えば、特定の病気が多いなどの報告は確かにありませんが、病気にならなければいいというのはリスクを過小評価していらっしゃるのではと考えます。

どう考えても自然被爆以外を最小限にするべきです。

なぜならば、人間の医学が万能ではなく、放射線被爆の影響を完全に把握しきれていないからです。

しかも、モノノフ21がおっしゃるように、福島の事故処理の人はダメージがあるというのはその通りです。

そのダメージを負ってしまった労働者のためにも、今後の被害を避けねばなりません。

私とモノノフ21では受容するべきリスクがかなり異なっているのではと考えます。

資源の輸入が国力の低下を招くのか?

4、安全対策費用に関していうと関西電力で1兆円ぐらいです。
ただ、関西電力は売上が連結決済で4兆円ぐらいあります。それで過去最高益なら安全対策にお金かけても問題ありません。
火力発電だけでは同じ売上でも過去最高益にはならないと思います。
そして、叛逆する武士さんが明確に抜けている発想があって、それはお金の行く先です。
原子炉の安全対策のお金は国内を回っていますが、化石燃料のお金は海外に流出しているのです。
それは国の経済レベルでは意味が全く違います。
仮に同じぐらいかかるとしたら圧倒的に国内でお金が回った方がいいです。
国内のお金が海外に流出するのは国力の低下を意味します。
仮に、化石燃料を仕入れてそれより高い額で海外に電気を売っているとかなら貿易黒字ですが、買う一方では完全に赤字です。

以上のことから2のリスクはあると思いますが、1、3、4は勝手に不安を煽っているだけかなと思います。
ただ、2のリスクは大きいので、それがどうしても受け入れられないなら仕方ないと思いますが、僕はそれより電気料金が無尽蔵に上がることのほうが問題だと考えているということです。

引用元:電気代また上がるってよのコメント欄

まず、化石燃料の輸入に関してなのですが、貿易赤字として計上されます。

その結果、変動為替相場制を採用している我が国日本で、円安圧力となるのは理解できます。

しかしながら「国内のお金が海外に流出するのは国力の低下を意味します」とのことですが、ちょっと理解不能です。

化石燃料を輸入したからと言って、我が国日本の物やサービス生み出す能力が低下するのでしょうか。

むしろ、化石燃料を輸入したからこそ生産活動ができますし、部隊運用の燃料が補填されるので、軍事力が強化されます。

もちろん、化石燃料を海外に依存しているのが、安全保障リスクというのは別のお話で、これは別途議論しなければなりません。

モノノフ21は「国力」という概念を理解されていないのではないかと。

仮に、資本蓄積や金融資産を国力に含めるとしても、我が国日本は経常収支黒字国家ですし、対外純資産国家で、毎年それが増大しているのです。

モノノフ21は日本全体の金融資産や日本政府の外貨準備高をご存じなのかと言わざるを得ません。

また、国内にお金が回った方がいいというのは理解します。

しかしながら、それならば上記でも申し上げたガスコンバインドサイクル発電風レンズ風車での発電、ダムを利用した水力発電を発展させるべきです。

原発以外の発電割合を増やす場合でも、国内企業にお金が回れば、産業育成になります。

電気代が無尽蔵に上がるとモノノフ21はおっしゃってますが、それもちょっと理解不能です。

化石燃料の価格が高騰、または円安要因も絡み、電気代が高騰するのはわかります。

それでも、日本政府が補助金や減税に踏み切ることで、日本国民の負担は軽減されます。

その間に化石燃料に頼らない発電に全力で取り組みことで電気代の抑制は可能です。

光合成で二酸化炭素が必要なので、二酸化炭素が邪魔者ではなく資源として取引される日も遠くないでしょう。

太陽光発電は問題あり過ぎ・・・

火力発電では燃料費の高騰に抗うことができませんし、電気料金は無尽蔵に上がっていきます。
ソーラーをはじめとする再生可能エネルギーは論外です。
安定供給はできませんし、山を切り開いて何がエコなのかよくわかりません。
リスク0は存在しないので、どのリスクを取るのかと言う時に僕は原子力発電のリスクを取るのが現代日本でのベストと考えます。

引用元:電気代また上がるってよのコメント欄

火力発電に関しても燃料を藻から作ることができれば問題ありません。

これは別記事でしっかりと取り上げていきたいです。

太陽光発電(ソーラーパネル発電)には私も反対です。

率直に申し上げて、太陽光発電は環境負荷が高い(少なくとも現時点での技術水準では)と考えます。

これも機会がありましたら、取り上げたいと思います。

以上です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
★★★ブログTOP★★★
記事が参考になりましたら、ブログランキングで応援お願いします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

-国家安全保障, 国際情勢, 地政学
-

Copyright© 反逆する武士 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.