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ウクライナとロシアの戦争に関して西田昌司議員が反論してきた

投稿日:

ウクライナ

大変お世話になっております。
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uematu tubasaです。
初回投稿日時:2023年9月10日(令和5年9月10日)

西田昌司議員が反論してきた

まずは上記の動画を見ていただければと存じます。

私のブログの名前が堂々と出てますし、西田昌司議員が私に苦言(?)を呈している動画です。

動画のコメント欄にて、私に対する非難コメントも来ているようです。

非難コメントでは、私のブログの名前を正しく認識できていない方もいるようで・・・さすがにそこは正確に言及してくれよとは思いますけども。

※日本語が苦手な方なのですかね?ちょっとわからんです。

それはさておき、問題は動画の内容ですよね。

犯罪組織罪務省さまが、西田昌司議員に質問を投げて、それに返答するという動画構成となっております。

内容を紹介させていただくと、以下のようになります。

事実関係をご存じないですね。
今のウクライナはマイダン革命(CIAが中に入ってクーデターを起こし、選挙で通った大統領を追い出した)。
そこからゼレンスキー政権が生まれた。その時点でアメリカが軍事行動をしている。

ビクトリア・ヌーランドという人が暗躍していたと、公式にYOUTUBEででている。
つまりアメリカが先制攻撃している。(・・・)
ミンスク合意で、フランスとドイツの首相や大統領が仲立ちして、「ロシア人の虐待をやめなさい」という取り決めをした。それを全く実行しなかったのがゼレンスキーの方。
つまり、そういう事実上の軍事行動、軍事侵攻をしている。

犯罪組織罪務省さまのコメントから引用

ウクライナを独立主権国家として認めていない西田昌司議員

さて、ここから、かなり砕けた文章で、西田昌司議員の上記動画に言及していきたいと思います。

ええとですね・・・ビクトリア・ヌーランドというCIAがウクライナ国内で工作活動したことは私も認めるところです。

しかも、マイダン革命といって、親露派の大統領を国外に追い出すという暴挙を煽りました。

しかしながら、それはアメリカによる対外的諜報活動(対ウクライナ)であって、ロシアに対する軍事侵攻ではありませんよね?

どう考えてもアメリカがロシアに先制攻撃したわけではないと思いますけど・・・

西田昌司議員はウクライナをロシアの一部として見なしており、ウクライナを独立主権国家として認めていないということが浮き彫りになりました。

私の考えを申し上げると、ウクライナは独立主権国家であり、ロシアの一部ではありません。

また、独立主権国家に対する侵略は認めないというのは国際常識ですよ。

なんか、西田昌司議員の根本的な考えが間違ってませんか?

議論が成立しないレベルで、認識が間違っているとしか私は思えません。

ロシアが採用するべきだった戦略とは

ウクライナというロシアにとっての緩衝地帯(バッファーゾーン)で、ロシア寄りの政権が転覆したのはロシアにとって地政学的脅威です。

欧州寄りの政権ができたのだから、ウクライナ国内での対外工作活動を抜本的に強化するべきでした。

お金をばら撒き、諜報活動に本腰を入れて、欧州寄りの政権を転覆させる、または総選挙で政権交代を起こすなど、戦争以外の手段に邁進するべきでした。

それほどまでに、ウクライナ国内でのCIA工作員を問題にするのであれば、妨害するべきでした。

さらに踏み込んだことを申し上げれば、それほどNATOやアメリカを敵視するのであれば、NATOやアメリカと戦争するのが筋なのでは?

もちろん、私はロシアに戦争して欲しくないですし、第三次欧州大戦なんて絶対嫌ですけど、正当性の問題ということであれば、そういった話になりますよ。

ウクライナに侵攻してしまっては、独立主権国家を侵略してはいけないという原理原則に明確に違反することになります。

ミンスク合意でロシア人虐待なんて聞いたことない

ミンスク合意でロシア人虐待という話が出てきましたけど、そういった話は聞いたことがありませんよ?

欧州安保協力機構(OSCE)による停戦監視なども行われており、さすがに虐待が発生した時点で大騒ぎになっているはずですが・・・

西田昌司議員からすると、私のことが情報弱者と見えているかもしれません。

立場が異なる人間をそこまで非難するならば、国際社会で認知されている公的資料などをご提示いただきたいですね。

拙ブログの皆様には、以下をご参考に。

参考:新たなミンスク停戦合意に見るウクライナ危機の構図

参考:曖昧な「ミンスク合意」、ウクライナでロシアが譲らない理由

参考:【解説】ミンスク合意とは何か? なぜ履行されなかったのか?

参考:突然ロシア人とされ、戦場へ送られた…プーチンが主張する「ウクライナ東部のロシア系住民を救う」のウソ

ロシア側の記事であっても、ウクライナ側や西側諸国を非難しておりますが、虐待には言及してません。

もちろん、ミンスク合意は様々問題があったのは認めますし、戦闘が継続してしまったのですが、虐待に関してはちょっと理解不能です。

ロシア側の認識の歪みは病的である

最後になりますが、ロシア人や親露派の方々の認識の歪みはちょっと病的と感じています。

今回の宇露戦争を、西側諸国が仕掛けた戦争と主張しています。

ウクライナに侵攻したのは、どう考えてもロシアであり、ちょっと意味不明です。

また、X(旧Twitter)でも、病的な、事実を踏まえない主張を繰り返し、それを指摘しても私のアカウントをブロックする方が多いです。

事実を踏まえていないという批判に対しては、事実関係を明確に提示して反論するべきでしょうに。

私はこういった方々を軽蔑しますし、どんどん親露派という方々から心が離れています。

もちろん、NATOの東方拡大やゼレンスキー大統領の挑発的行動などの同情するべき事案はあります。

しかしながら、戦争だけは違うだろうというのが私の主張です。

とある核武装国家が自国の意に沿わない国家が存在するだけで、安全保障上、戦争しなければならない理由になるのでしょうか。

断じて違うと私は強調したいのです。

核戦略を理解していないですし、ロシア自身が核武装国家ということを忘れたような振る舞いですよね。

核武装国家に軍事侵攻なんて自殺行為ですよ?

なぜそんなに恐怖を感じているのか・・・

ちなみに、ゼレンスキー大統領がユダヤ人なのに、ネオナチ呼ばわりするのも理解不能です。

以上です。

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