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反逆する武士

世界経済

ドイツ銀行が破綻寸前まで到達。沈没前のタイタニックとしか言えない

更新日:

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年7月7日(令和元年7月7日)

拙ブログを以前から見ていただいている方々であれば、ご存知のドイツ銀行問題において、様々な進展(後退?)があったため、ご紹介しつつ、私なりに分析してみた結果をご報告する記事になります。

背筋が凍るほどの報道が多いため、読む場合はご覚悟ください。

権力闘争が表面化したのか

ドイツ銀行の投資銀行部門を率いるガース・リッチー氏が退社する。クリスティアン・ ゼービング最高経営責任者(CEO)が打ち出す抜本的な組織再編で、幹部の退社が正式に発表されたのは初めて。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-05/PU6959SYF01S01

ドイツ銀行の投資銀行部門と言えば、ある意味では花形であり、ある意味ではドイツ銀行が一番守りに入らなければならない部門です。

大量に抱えているCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)をどうにかするべきなのですが、どうにもできないため、誰かを辞任させるしかなかったのではないかと推察します。

業績も、他の民間金融機関に比べて低調でしたが、退職金はしっかり貰うようです。

ここは日本人には理解できないところです。
ドイツ銀行がマネーロンダリングに関与していたと仮定するならば、口止め料も含まれるているのではないかと思います。

※あくまで個人的な推察です。

昼からビール、堂々と転職活動

米州担当幹部がオフィスを構える46階では、デスクに段ボール箱が積み上がっている。階下のトレーディングフロアは午前半ばで席は空っぽ、コンピューター画面は作動していない。
まだ社内にいる行員は堂々とライバル銀行への転職活動にいそしむ。上司もそれを黙認している。
ある平日には若手トレーダーがオフィス近くのパブでビールを飲んでいるのを幹部が目撃した。時間はまだ午後1時を過ぎたばかり。
上の世代のトレーダーらは、近くの格式の高いレストランでカクテルを味わっているのかもしれない。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-01/PTZ3KOSYF01S01

ドイツ銀行のアメリカ本社では、トレーダーの解雇処分がドイツからもたらされることを察知しているようです。
昼間からビールを飲み、転職活動を隠そうともしません。

ドイツ銀行のトレーダーの士気はどん底まで落ちました。
激しい金融市場にて闘わなければならない組織としては既に崩壊していると見てよいでしょう。

最大2万人の削減を計画

ドイツ銀行は正社員全体の6分の1以上に当たる1万5000〜2万人を削減する可能性がある。
同社の再建計画に関する幹部の協議に詳しい関係者が明らかにした。

https://jp.wsj.com/articles/SB12297806848003864814204585393483407005648

とうとう大規模な人員削減に着手しなければならない時期になったということのようです。

ドイツ銀行のゼービングCEOは近日中に最大2万人の人員削減計画を発表し、なおかつ投資銀行部門の事業縮小と資産売却にも着手するのではないかという報道がございます。

そして、人員削減を含む改革案はコストが掛かります。
一部報道では50億ユーロと資産されております。

参考URL https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-03/-2019-jxn6zbb8

ドイツ国内としては、気が気ではないでしょう。
米中貿易戦争による外需の冷え込みに、内需の冷え込みまでも追加的に押し寄せるわけですから。

雇用と所得を守るためには、ドイツは大規模な財政出動をしなければならないでしょう。

大口顧客がドイツ銀行から資金を引き揚げた

ドイツ銀行の大口顧客の1社である大手ヘッジファンド、ルネサンス・テクノロジーズは過去数カ月間に同行のプライムブローカレッジ口座から資金を一部引き出していたことが事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-05/PU6I0QSYF01T01

ドイツ銀行は、巨額のお金しか預けられない銀行です。
いわゆる大口顧客でなければ相手にしないことは知られています。

大手ヘッジファンドのルネサンス・テクノロジーズが資金の一部を引き出していたことが分かったそうです。

より利益の出すところに資金を預けるため、今回のように資金を引き出すことは珍しいことではありません。

今は、ヘッジファンドもAI系が優勢で、なおかつ一部のヘッジファンドしか儲かっていないため、シビアな投資判断を迫られたということなのかもしれません。

問題は、インサイダー情報をルネサンス・テクノロジーズがどこからか調達していて、ドイツ銀行が破綻するから資金が戻ってこないことを危惧しての資金の引き出しだった場合です。

取りつけ騒ぎになるのか、ドイツ銀行が?

今回のような大口顧客の資金引き出しが継続してしまったら、ドイツ銀行の信用がガタ落ちして、取りつけ騒ぎに発展する可能性がございます。

ドイツ銀行は投資銀行でもあり、商業銀行でもありますからとんでもないことになる可能性がございます。

それを防ぐためには、メルケル首相の政治判断により、公的資金を注入する必要がございます。
弱体化したメルケル首相がそこまでの強権を発動できるか心配です。

ドイツ銀行はアジアの株式ビジネスから撤退

ドイツ銀行は、日曜日に発表されるリストラの一環として、アジア太平洋地域における株式業務の大部分を閉鎖することを計画していると、事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-07-07/deutsche-bank-plans-to-close-most-asia-pacific-equity-businesses

ドイツ銀行の業務縮小は本気のようですね。
成長著しいアジアの株式ビジネスから撤退するって、収益が困難になることに拍車が掛かるのではないでしょうか。

しかも、上記の記事は日本語訳されてないし。私が個人的に情報収集している中で偶然発見した記事になります。

よほど都合が悪いということなのでしょうか。
以上です。

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