
大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2025年7月27日(令和7年7月27日)
政権与党が少数派へ転落
20日に投票が行われた第27回参議院選挙。
125の議席をめぐって争われ、各党の獲得議席が決まり、自民・公明両党は過半数の議席を維持できず衆議院に続き参議院でも少数与党となりました。
今月に行われた参議院選挙の結果、自民党が39議席、公明党が8議席、その他がすべて野党が獲った議席になります。
したがって、自公政権が少数与党に転落し、野党が結束すれば、内閣不信任案が可決成立することになります。
率直に申し上げて、自民党が40議席を割り込むというのは想定外でした。
現実問題として、比較第一党である自民党が未だに健在なので、自民党が国民民主党や参政党へ連立政権入りを打診して、新内閣発足となるでしょう。
憲政の常道(衆議院で多数を占める政党が内閣を組織するという慣習)がありますので、自民党から首相を選出することになります。
しかしながら、国民民主党や参政党が石破政権のままで連立するとは考えにくいです。
石破総理が続投を表明
続投の意向を示す石破総理大臣は、NHKの単独インタビューで、アメリカの関税措置をめぐる日米合意の確実な実行などに取り組み、責任を果たしていくと強調しました。
自民党内では続投への反発が出ていて、28日の両院議員懇談会で意見が交わされる見通しです。
政権与党で参議院過半数を獲得するという目標で石破総理は選挙戦を戦ったのに、結局は惨敗でした。
その結果責任を負うべきなのは、まずは組織のトップである石破総理なのに、まさかの続投宣言となりました。
率直に申し上げて、議会制民主主義の最大の敵となってしまったことを恥じるべきです。
これを自民党員が許すということになった場合、自民党の政党としてのモラルが完全崩壊したということになります。
個人的には、衆議院選挙でぼろ負けする未来しか見えませんので、石破総理には続投していただいた方が長期的にはいいかもしれません。
しかしながら、高市早苗衆議院議員や麻生太郎衆議院議員が水面下で総理の座を獲得するよう動くでしょう。
自民党青年局が反逆の狼煙を上げる
参議院選挙の結果を受けて、自民党の青年局は、党の信頼回復に向け責任の所在を明らかにする必要があるとして、石破総理大臣をはじめ党執行部に事実上の退陣を求める文書をまとめ、森山幹事長に申し入れました。
自民党の青年局は退陣要求をしているようです。
当然ですね。
組織の論理として理解できますよ。
日米の関税交渉で双方合意したが、密約と言われても仕方ない
赤沢亮正経済再生担当相は26日夜のNHK番組で、米国と合意した15%への自動車関税の引き下げを急ぐため、共同文書による確認を求めない考えを示した。
文書作成を理由に引き下げの先送りを防ぐためという。
引き下げ時期は8月1日を目指すが、遅れた場合でも引き下げの米大統領令発令を「強力に催促する」とした。
参議院選挙後の日米関税交渉の合意というニュースは驚きをもって市場にインパクトを与えました。
いきなり日経平均株価が爆上げしてしまったので、本当に驚きました。
しかしながら、共同文書が存在しないという口約束同然のことであり、密約と言われても仕方ないと思います。
本来ならば、共同文書を公開し、それを分析して、ブログ記事にしたかったのですが、ちょっと無理そうです。
これは闇が深そうなので、あまり触れたくないですね。
核武装賛成に踏み込めないのは駄目だ
神谷代表は「この発言を切り取られて『参政党は核武装論なんですか』と言われましたけど、われわれは核の武装についての議論はすべきだけど、国連の条項などもあるので、すぐに保有という形にはなりません」と前置きし「もし彼女はそういうことに言っているのならば、それは私の発言とは違うと、いや党の方針とは違うという言い方をした」と説明。
「しっかり後で聞いたら、核武装しようと言ったわけじゃなくて、いろいろな戦車やミサイルやドローンをそろえるよりも、核1つあれば抑止力がぐっと上がるのでコストはかからないよねという意味で言いました」と聞いたという。
外交上の威圧効果、破壊力、この2点を得るための費用としては核兵器は通常戦力に比べたら安上がりというのは事実です。
それをよく理解しているのが北朝鮮であり、あれほどの極貧の国家がロシアと同盟し、アメリカに対抗しているわけですよ。
北朝鮮の外交成果を見れば、核兵器が持つ外交上の威圧効果はそれだけでも凄いものがあります。
それを世界平和のために利用せず、人民を弾圧し、国家指導者の独裁体制を維持するだけに使うから人道上の問題なのですよ。
日本が核武装するべきだというところに踏み込めないのは国家安全保障を考えていないとしか思えません。
北朝鮮によって明日滅ぼされる可能性がある我が国日本を将来世代に渡したいのでしょうか。
参政党を右側からりつける勢力が存在しないというのが我が国日本の悲劇と言えますね。
謝蓮舫氏が失職するのか
参院選比例代表で当選した立憲民主党の蓮舫氏にSNS(交流サイト)を使った公職選挙法違反疑惑が浮上している。
(中略)
蓮舫氏は野田氏の側近。
蓮舫氏の疑惑を巡っては、20日投開票日当日も、選挙中に使っていた自身のX(旧ツイッター)のアカウント名「【れんほう】2枚目の投票用紙!」のままだった。
個人的には、可能性が低いとは言え、蓮舫は公民権停止が妥当と考えます。
そもそも日本国籍なのかどうかも再度精査するべきと思います。
玉木代表が真っ当なことを主張
例えば日米交渉をどう打開していくのか。
野党との連携、多くの党が言った減税をどのように採り入れるのか、入れないのか。
ビジョンも何も示さずにただ続けるということは、国民の理解はもとより、党内の理解も得られないのではないかと思う。
自民党全体が民意を無視したと捉えられる可能性だってあるわけですからね。
これからの自民党、与党内の政局を注意深く見守りたいと思います。
国民民主党が簡単に石破総理の連立政権打診を受諾するとは思えません。
上記のような内容であれば、至極真っ当な発言と思います。
政局は読めませんよね。
以上です。