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ハマスがイスラエルに戦争を仕掛けて、第五次中東戦争の勃発となるか

投稿日:

イスラエル
フリー素材:胡麻油さんより借用

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2023年10月14日(令和5年10月14日)

記事を出すのが遅れてしまい、申し訳ありません。

まずは、事実関係を各種報道から確認していきましょう。

ハマスがイスラエルを奇襲

秋に多いユダヤ教の祝日が続いた後、最後の祝日が明ける日となった10月7日、土曜日の早朝、攻撃は始まった。
ハマースをはじめとするパレスチナ武装勢力による一斉攻撃に、ガザ地区周辺の町は大混乱に陥った。
(中略)
キブツの一つ、ガザ地区から約5キロの近さにあるキブツ・レイムでは当時、スーパーノヴァ・スッコート音楽祭が開かれていた(注:スッコートはユダヤ教の祝日)。
集まった約3千人の若者は酒を飲み、夜通し踊って迎えた朝、空に多数のロケット弾が飛ぶのを見た。
会場に駆けつけた警察官が解散を命じたが、またたく間にパレスチナの戦闘員の車が迫り、逃げ惑う群衆に対して自動小銃を乱射したという。

引用元:ハマスのイスラエル一斉攻撃......なぜ攻撃は始まった? 今後はどうなる?

ハマス(引用元の記事の中ではハマース)というパレスチナの武装している政党のような組織体が、イスラエルを奇襲しました。

音楽の祭典で、酒を飲んでいる若者を襲撃したとのことで、確実に戦争犯罪です。

※他にも子どもを残虐な方法で殺害した模様です。

個人的には、パレスチナの大義名分もある程度は理解しています。

しかしながら、このような戦争犯罪を容認することはできません。

音楽も酒も宗教的色彩の濃い大義名分の前では無意味ということが明確になりました。

熱血右派のネタニヤフが本気を出す

イスラエルはただちに治安閣議を開き、「鉄の剣作戦」と呼ぶ軍事作戦で反撃を開始することを決定した。
ネタニヤフ首相は国民に向けたビデオメッセージで「我々は戦争のさなかにいる」と強調し、パレスチナ側に対するかつてない規模での報復と、これから展開するイスラエルの軍事作戦への国民の協力を求めた。

引用元:ハマスのイスラエル一斉攻撃......なぜ攻撃は始まった? 今後はどうなる?

イスラエルのネタニヤフ首相は反撃を決断しました。

どうやらガザ地区を根城としているハマスを殲滅する模様です。

ネタニヤフはかねてより私が注目している中東の曹操のような人材でして、熱血右派です。

後述しますが、地上戦を行うため民間人の退避を勧告しているので、本気でしょうね。

いくつもの下準備がイスラエルを襲う

現時点で想定されるのは、大規模なロケット弾攻撃が陽動作戦として機能したこと、ガザ地区の封鎖が安定した状態で長期化したために、イスラエル軍の側の警戒心が緩んでいたこと、その間に長い時間をかけてガザ地区側からは境界線の中で警備の手薄な場所が選定されていたことなどが想定される。
数年前に話題になった、ガザ地区から色鮮やかな風船につけて飛ばされた風船爆弾も、今回のパラグライダーでの侵入につながる準備段階だったのかもしれない。

引用元:ハマスのイスラエル一斉攻撃......なぜ攻撃は始まった? 今後はどうなる?

ガザ地区のハマスは大規模ロケット弾で攻撃を継続しており、それが陽動作戦として機能したらしいです。

風船爆弾という攻撃も下準備として行っていた可能性があるらしいです。

パラグライダーで兵士をイスラエル側に越境させるなど、プレイステーションのゲームのような作戦が展開されました。

入念な下準備がなされた攻撃だと見て、間違いなさそうです。

したがって、何らかの勝算あってのことなのではと警戒するべきです。

もしかしたら、イスラエル軍を誘因し、何らかの罠に嵌める可能性もあります。

仮に、民間人を盾として地上戦を戦い抜き、良い条件で講和できるとハマスが考えているなら、甘いですね。

ネタニヤフがそんな講和に応じるわけがない。

ハマスは中東和平がお嫌いらしい

イランとハマスは、イスラエルとサウジアラビアの歴史的な和平合意の機運が高まっていることに強く反発している。
今後、イスラエルの軍事対応がアラブ世界全般の怒りを呼ぶことになれば、和平合意は実現しないかもしれない。

引用元:【解説】 ハマスとは何者か 今イスラエルを攻撃した理由は

なぜこのタイミングでハマスがイスラエルに奇襲を仕掛けたのでしょうか。

なぜならば、イスラエル(ユダヤ教)とサウジアラビア(イスラム教)が和平合意しそうだからとのこと。

ハマスは中東が緊張状態にあればあるほど、その存在価値が高まります。

言い換えるならば、和平へ向かえはその存在価値が揺らぐ組織(イランの支援を受けている事情もあり)なので、一戦交えることにしたようです。

率直に申し上げて、正気の沙汰ではございません。

これで、周辺国内部の第三勢力が武力介入してきたら、血みどろの第五次中東戦争と言えましょう。

ハマスを殲滅するための第一歩

国連の報道官によると、イスラエル軍から12日深夜に国連に対し、
ガザ地区のワディ・ガザ(ガザ渓谷)以北の全住民は24時間以内にガザ地区南部に退避すべきだと通告があったという。

引用元:イスラエル軍、ガザ北部住民に24時間以内の退避を警告 双方の死者2800人超に

ネタニヤフは地上部隊を派遣して、ハマスを殲滅するため、民間人に避難するように通告をした模様です。

民間人を殺害するのは国際法違反であり、戦争犯罪ということを理解した上で、それを避ける努力を怠ってはいないようです。

個人的には、イスラエルの自衛行動を支持します。

しかしながら、戦争犯罪を容認するわけではないので、何とか事態の沈静化に向かえばと願っています。

現実的には、事態がエスカレーションすることは確実でしょう。

韓国に借りを作るな

パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突を受けた邦人輸送に備え、
航空自衛隊のKC767空中給油・輸送機が14日午前、小牧基地(愛知県小牧市)を離陸し、アフリカ東部ジブチに向かった。

到着後は現地の状況を見ながら、邦人の退避に対応できるよう待機する。
(中略)
韓国政府も軍輸送機を派遣し、現地時間14日未明にテルアビブを出発したと発表した。
輸送機には韓国人163人のほか、日本人51人、シンガポール人6人が搭乗したという。

引用元:邦人退避に備え 自衛隊機が出発 ガザ地区に「少数」の日本人

韓国政府の軍用輸送機に乗って日本人51人が出国したようです。

韓国に借りを作るような真似をしている日本人と、日本政府に対して、怒りを表明します。

なぜ自衛隊の輸送機をすぐさま出発させて、救出に向かわなかったのか理解できません。

以上です。

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