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自衛隊が戦力増強か。継戦能力と打撃力を高めて台湾有事を乗り切ろう

投稿日:

軍隊

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2022年10月30日(令和4年10月30日)

自衛隊が自己完結型組織へ

防衛省は、自衛隊員のための輸血用血液製剤を自前で作り、長期保存する検討に入った。
(中略)
米国や英国は、政府や軍が兵士やその家族、国民から献血を受けて兵隊用の血液製剤を確保している。
防衛省幹部は「自分たちで使う血液を確保するのは当然だ」と指摘する。

引用元:輸血用血液、独自製造 自衛官から採血、長期冷凍保存―日本周辺有事に備え・防衛省検討

最近のウクライナ情勢だけでなく、台湾有事を本格的に見据えた動きが活発化しております。

戦争という極限状態を想定するのであれば、自衛官の死亡、負傷などは当然考えられます。

負傷の場合、衛生兵による救護活動や治療が必須であり、輸血用血液製剤が必要になります。

自衛隊は、平時から自衛官用の輸血用血液製剤を自前で用意する必要があります。

なぜならば、日本赤十字社にも反自衛隊という理解不能なイデオロギーに毒された方々がいらっしゃるからです。

反自衛隊的な日本赤十字社の職員が存在していたら、自衛隊に血液製剤を提供しないという嫌がらせを実施する可能性がございます。

そのような不測の事態を想定した上で、防衛出動しなければなりません。

私は防衛省の有事を想定した動きを支持したいと思います。

また、私個人としては自衛隊に最大限協力します。

核シェルターを日本全国へ設置してほしい

政府は沖縄県・先島諸島にミサイル攻撃などから住民の身を守るシェルターの設置を検討する。
(中略)
政府はミサイル攻撃の爆風などから身を守るため1~2時間ほど一時的に避難できるコンクリート造りの建物や地下施設を「緊急一時避難施設」として指定を進める。
(中略)
避難する際はトイレや飲食料、医薬品の備蓄のほか、高齢者や乳幼児、障害者への対応も不可欠になる。
ミサイルの爆風から守るには分厚い扉の設置といった施設の改修が必要になってくる場合もある。

引用元:先島諸島にシェルター検討 台湾有事など想定

日本政府は沖縄県や我が国日本の南西部に位置する離島に住民防護を目的としたシェルターの設置を検討しているようです。

北朝鮮からの弾道ミサイルや中国の侵略的な海軍増強があり、今まで沖縄県や離島の住民を防護する気が無かったことが驚きです。

一時的にミサイル攻撃から身を守るためのコンクリート造りの建物や地下施設は東京などに集中しており、全国に設置するべきです。

なぜならば、日本政府は東京都在住の日本国民だけでなく、日本全国の日本国民を守る責務があるからです。

詳細に関しては上記引用元記事を参照していただきたいのですが、シェルターに基準が無いのも問題です。

コンクリート造りのシェルターがどれほどの攻撃に耐えられるかといった明確な基準はありません。

地下施設の地上からの深さは統一されておらず、仮想敵国からの武力攻撃から日本国民を守れるのか定かではありません。

例えば、バンカーバスターと呼ばれる地中貫通型のミサイルを使用された場合に、シェルターに避難していても死ぬ可能性がございます。

さらに言えば、日本国民にシェルターの存在が徹底的に周知されていたかと言えば、そうではありませんよね。

明確な基準を策定し、核攻撃にも耐えられるような核シェルターを建造し、日本国民へ周知徹底するべきです。

火力こそが戦場の女神であり、女神の源は火薬である

浜田靖一防衛相は9日の記者会見で「火薬庫の整備が必要だ」と強調した。
年末の国家安全保障戦略などの改定に向けて「検討を進めていく」と話した。長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」を含めて必要な弾薬の取得に不可欠となる。

引用元:浜田防衛相「火薬庫整備は必要」 南西防衛、年末へ検討

先日の記事でもご紹介しましたが、防衛省は火薬庫の整備や燃料タンクの整備に本格的に乗り出すようです。

戦争においては、火力こそが戦場の女神であり、攻撃こそが最大の防御なのです。

圧倒的な攻撃力で、侵略してきた仮想敵国を叩いてこそ、日本の防衛は成し遂げられると考えております。

したがって、火薬やミサイルを飛ばすための燃料が必要であり、継戦能力を高めるためのも増設は必須でしょう。

是非とも、継戦能力を高めるという観点で設備の増設をお願いできればと思います。

攻撃力の空白を埋めるかもしれないトマホーク

政府が米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討していることが分かった。
いわゆる「反撃能力」の具体的手段として念頭に置く。
国産の長射程巡航ミサイルの配備は2026年度以降になる。
想定より早いタイミングでの台湾有事をにらみ日本の防衛政策上の空白を埋める。

引用元:米トマホーク購入、政府検討 台湾有事「数年内」に備え

拙ブログのFC2時代でもアメリカ製の巡航ミサイルである「トマホーク」に関して言及したことがございました。

水上打撃力としても、敵基地攻撃力を高めるという意味でも、長距離射程の巡航ミサイルは有効な手段と言えます。

なぜならば、巡航ミサイルは自由自在に軌道を変えることができますし、低高度を移動するので敵のレーダーに探知されにくいのです。

とても優秀な巡航ミサイルである「トマホーク」でございますが、防衛機密が漏洩するという懸念もあり、アメリカから購入するのは困難でした。

したがって、我が国日本は国産の巡航ミサイルの長距離射程化を実施することで「トマホーク」に勝るとも劣らない打撃力を身につけようとしています。

ただ、それも今すぐに実践配備できるわけではございません。

巡航ミサイルを実践配備となると、ミサイルそのものの量産化が必要ですし、発射プラットフォームの整備も不可欠です。

したがって、どうしても時間が必要なのですが、敵はそれを待ってはくれません。

今年の全人代で習近平国家主席が独裁者として確立され、台湾侵攻が来年にもあり得るとなると国産巡航ミサイル開発が間に合わないのです。

いわゆる力の空白というものが生まれてしまい、そこを突かれて一方的に蹂躙されることも十分に考えられます。

それを防ぐために、アメリカから既に実践配備されており、実績がある「トマホーク」を導入するべきなのではという声が大きくなっております。

アメリカとの交渉がありますので、導入確定というわけではございませんが、日本政府の本気度が伝わってきます。

台湾侵攻は失敗すると思うが勝ち方を誤る可能性が・・・

私個人としては中国共産党の台湾有事はかなりの確率であり得ると考えます。

さらに言えば、この記事がこの世に公開された次の瞬間に中国人民解放軍が武力介入してくるということもあり得ます。

おそらく中国人民解放軍の台湾侵攻に失敗するでしょう。

ミサイルの撃ち合いなどで双方にダメージは残るでしょうが、台湾軍とアメリカ軍と自衛隊が積極的に介入してくる海域では勝てないでしょう。

私が恐れるのは台湾有事ではなく、台湾有事の勝ち方です。

台湾有事になり、日米台連合軍が勝利したとしてもアメリカ様のおかげだという世論操作が行われてしまったら、さらなるアメリカ依存が発生します。

それは長期的には国益を損なうでしょう。

台湾はシーレーンの収束地点であるバシー海峡のすぐ近くに存在している地域です。

我が国日本がその地政学的要衝をしっかりと理解し、単独で台湾と防衛協力を行い、台湾有事を未然に防止するべきなのです。

これ以上のアメリカ依存は日台両国にとって百害あって一利なしですし、軍事力の衰退すら招くことになりかねません。

すでに台湾有事を前提として、勝ち方を考えなければなりません。

以上です。

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