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ウクライナ情勢が緊迫度を増している。ウクライナ分割になりそうです

更新日:

ウクライナ

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2022年1月31日(令和4年1月31日)

日本とアメリカの大使館職員家族がウクライナから退避

外務省幹部は28日、国境付近にロシア軍が大規模展開しているウクライナについて、在ウクライナ日本大使館職員の家族が国外退避を始めたと明らかにした。

引用元:在ウクライナ大使館職員家族が国外退避開始

我が国日本の外務省は在ウクライナ日本大使館職員の家族が国外退避を始めたと明らかにしました。
ロシアのウクライナ侵攻がかなり現実味を帯びてきました。

米国務省は23日、ロシアがウクライナに侵攻する恐れが高まっているとして、首都キエフにある在ウクライナ米大使館の職員の家族に対し、国外退避を命じたと発表した。
またウクライナ国内にいる米国人にもただちに退避を検討するよう勧告した。

引用元:米国務省、在ウクライナ大使館の職員家族に退避命令 職員も退避可に

アメリカ国務省としても、在ウクライナアメリカ大使館の職員の家族に国外退避を命じたようであり、ウクライナ国内にいるアメリカ人にも退避勧告したとのこと。

これはかなり緊迫度が増してきてしまいました。

輸血用血液をウクライナ国境沿いに輸送しているロシア

ロシアがウクライナとの国境付近で軍を増強させ、輸血用血液を含む医療物資を国境沿いに移動させていることが、複数の米当局者の話で分かった。米高官はロシアがウクライナ侵攻に向けた能力を整えたとして警戒感を強めている。

引用元:ロシアが国境付近で軍増強、輸血用血液の移動も 米は警戒強める

ロシアがウクライナ国境沿いに輸血用血液を含む医療物資を輸送しているようです。
実際の戦闘においては兵士が負傷すること確実なので、輸血が必要でしょうから、事前準備しているということのようです。

ウクライナ侵攻のための兵站を整えていると見て間違いありません。
侵攻作戦が短期的であれ、長期的であれ、侵攻の可能性は高まりました。

アメリカの軍人は警戒感マックスらしい

ミリー氏は、ロシア軍が現在、ウクライナとの国境付近に陸海空やサイバー戦部隊など10万人以上の戦力を集結させているとした上で、侵攻すれば人口の密集した都市部での戦闘が想定されるため、「すさまじい数の死傷者が出る」と述べた。

引用元:米軍トップ、露がウクライナ侵攻すれば「すさまじい数の死傷者が出る」

米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長はウクライナとの国境にロシア軍が10万人以上の戦力を集中させているとした上で、ウクライナ侵攻により大量に人が死ぬとの予測をされているようです。

アメリカの軍人は警戒感マックスでしょうね。
アメリカとしては、ウクライナとの軍事同盟がありませんし、NATOに加盟しているわけでもないですから防衛する義務はありません。

アメリカの国内世論の中には、アメリカはこれ以上他国の紛争に関与するべきではないという孤立主義的な考えを持つ有権者も存在しますから、難しい立場です。

NATOに加盟が予定されている民主主義国家を見捨てるということになれば、他の同盟国からの信頼は地に落ちることでしょう。

ウクライナを東西で分割するロシア

ロシアのボロジン下院議長は21日、ウクライナ東部の親ロシア派が支配する2地域を独立国家として承認するようプーチン大統領に要請するかどうか、来週協議すると明らかにした。

引用元:ウクライナ東部親ロ地域の独立承認、ロシア議会が検討へ=議長

ロシアの下院議長はウクライナ東部の親ロシア派が実効支配している「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認するかどうかという点を協議するとのこと。

協議するのではなくほぼ確実に独立主権国家として承認するつもりでしょう。
「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」はウクライナからの独立を宣言しており、ロシアとしては傀儡国家として利用したいからです。

仮に、ウクライナがNATO(北大西洋条約機構)に加入したとしても、上記2か国を緩衝地帯(バッファーゾーン)として利用して、自国の安全を確保したいとプーチン大統領は考えたのではないでしょうか。

今後の展開としては西ウクライナと東ウクライナという東西分裂国家になることも十分あり得ます。
私のブログを2014年から見てくださっている方ならご理解いただけると思いますが、私は2014年の段階からウクライナの東西分裂を予期しておりました。

「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」及びクリミア半島を中心としてウクライナ東部をすべて掌握しつつ「東ウクライナ」を建国させ、ロシアの傀儡政権としてロシア軍を堂々と駐留させるというのが地政学的には合理的と言えます。

本当に大規模な軍事侵攻になれば、それが短期的で決定的な打撃を与えるような電撃戦だったとしても外交的な失策になる可能性が高いですから、侵攻せず緩衝地帯(バッファーゾーン)を確保するのが合理的に思えます。

ウクライナ侵攻のタイミングでウラジオストークを奇襲するべきか

さて、東欧での争いにより、東西冷戦を彷彿とさせるような駆け引きの応酬になっているわけですが、我が国日本としてはこの件にどのように対処するべきなのでしょうか。

北方領土を奪還するということを至上命題にするのであれば、ロシアがウクライナ侵攻を行うタイミングで不凍港であるウラジオストークを奇襲するというのも検討するべきだと思います。

ロシアにとっては、西方においてNATO(北大西洋条約機構)と対峙して、東方において日本国自衛隊と相対するということになれば、二正面戦争となり、戦力が分散されることになります。

そうなると、領土的野心を隠そうともしない中国も対ロシア戦争に参戦するかもしれません。
ロシアとしては領土が広すぎるための三方を敵に囲まれているという地政学的条件により、二正面戦争を徹底的に避けようとするでしょうから、容易く休戦に持ち込めると思います。

ウラジオストークを奇襲して、一方的に日本の領土として編入した上で、北方領土と交換を持ちかけるべきではないでしょうか。

このウラジオストークを奇襲する作戦は地政学的には合理的なのですが、外交的には悪手になる可能性がございます。

ロシアの恨みを買ってしまい、中国に対する共同戦線を敷くことが極端に難しくなってしまうのです。
悩みどころですね。

以上です。

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