大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年7月10日(令和2年7月10日)
看護師の夏のボーナスがカットされる?
コロナ禍でも看護師たちは毎日出勤し、リスクに怯えながら仕事しています。ところが、私たちの病院では、病院の財政悪化を軽減するためという理由で、医療スタッフの給料も減ったのです。
引用元:「ボーナスゼロ」看護師400人が退職希望の東京女子医大で何が起きているか
さらに先日、夏季ボーナスが支給されないことが発表され、看護師たちの我慢は限界を越えています。
本当に悔しいです
東京女子医大病院というとても大きい病院において、新型コロナウイルスの感染者を受け入れて、一生懸命に働いた看護師の給料が減らされ、夏のボーナスが無しになるという阿鼻叫喚の地獄絵図が現実になっているようです。
上記引用元記事の内容を簡単にまとめさせていただきますと、東京女子医大病院は新型コロナウイルスの感染者を受け入れない方針だったのですが、途中で方針転換をして、新型コロナウイルスの感染者を受け入れることになりました。
多大な心理的負担と献身的な看護師の方々の働きにより、何とか医療崩壊は回避してきたのですが、東京女子医大病院の経営者側が、経営状態の悪化を理由として、給料の減額と夏のボーナスを全部カットするという話が出ました。
無駄の削減など、自助努力をした上での給料の減額と夏のボーナスの全部カットという話なら理解できますが、教育棟の建設や理事長室の改修など、設備投資にはお金を費やしているとのこと。
その結果、約2000人以上の看護師の内、約400名が退職する意思があるとのことで、約5分の1の人員が一気に抜け、その分の穴を新卒の看護師の採用で埋めるつもりなのだそうです。
はっきり申し上げて、組織運営や企業経営という観点からすれば、下策も下策でございます。
新卒の人間が新型コロナウイルスの感染者の看護なんてできるわけないでしょうに。
組織の崩壊可能性が極限まで高まっております。
私個人の意見ですが、どんなに重篤な病気になったとしても、東京女子医大病院には行きたくないです。
新卒ばかりの看護師集団のお世話にはなりたくないですよ。
他の病院としては、熟練の看護師を安く雇用できるチャンスでございますから、一気に看護師労働市場が活況となることは確実です。
私が都内の病院の院長だったら、予算オーバーになったとしても、東京女子医大病院の看護師を雇用するでしょう。
看護師が400名以上一気に離職するなんてチャンスは滅多にないですからね。
武田勝頼が滅びた後、武田軍の人材をいち早く確保したのは徳川家康でございますから、ここで人材を確保できるか否かという点が病院経営の分水嶺になるやもしれません。
もちろん、上記引用元記事がフェイクニュースの可能性がございますので、間違っていた場合は、謝罪したいと思います。
病人が減るのはいいことだが・・・
医療機関のコンサルティングを手がけるメディヴァによると、一般の患者が感染を恐れて受診を控える動きがめだつ。
引用元:賞与が3分の1「泣きそう」 医療者、コロナで待遇悪化
同社が全国約100の医療機関に感染拡大の前後で患者数の変化を聞いたところ、外来患者は2割強、入院患者は1~2割減った。
首都圏では外来は4割、入院は2割減。
とくにオフィス街の診療所では、在宅勤務の定着で会社員らの患者が落ち込む。
一般の患者が新型コロナウイルスの感染を怖れて受診を控える動きがあるとのことでございますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、医療崩壊するという最悪の状況を回避するという観点からは望ましいことなのではないでしょうか。
不要不急の受診が無くなれば、その分の医療リソースを新型コロナウイルスの感染者に注力できますので、このような時期に医療機関がパンクするということになるよりかは望ましいと考えます。
外出自粛により、新型コロナウイルス以外の感染症リスクが減少したので、感染症で苦しむ人間が少なくなった可能性も高いのではと思います。
問題は、病院で働く労働者の給料とボーナスが少なくなることでございますので、日本政府が各医療機関に対して、所得水準維持と雇用維持を目的とした補助金を支給すれば問題解決です。
医療従事者は第三次世界大戦の戦士である
全国医師ユニオンが都内で16日に開いたシンポジウムでも、懸念の声があがった。
引用元:賞与が3分の1「泣きそう」 医療者、コロナで待遇悪化
千葉県内の民間病院に勤める研修医は「給料が下がる不安が大きい。
すでに給料が10%カットされた病院もある。
現場でのストレスが強くなるなかで給料まで下がったら、もうやっていられないという人も出てくる」と訴えた。
民間の病院に対して、雇用の維持と所得水準の維持を条件に、補助金を支給すれば、我が国日本の医療崩壊は食い止めることはできますが、そうでなければ医療崩壊します。
新型コロナウイルスによる医療崩壊ではなく、安倍政権の緊縮財政という人災によって医療崩壊するという最悪の結末を迎えるかもしれません。
人類対新型コロナウイルスという第三次世界大戦において、医療従事者は戦士なのです。
自国の戦士を全力で殺しに行く政権与党なぞ存在意義がありません。
以上です。