日本憲政史上最強の政策ブログを目指す!

反逆する武士

日本経済

【貧困問題】岡村隆史の性風俗発言を容認してきたのは日本社会である

投稿日:

派遣社員

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年5月1日(令和2年5月1日)

ナイナイ岡村隆史のファンを辞めました

4月24日に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)内での性風俗に関する発言が大きな波紋を広げている岡村隆史(49)。
岡村だけでなく、メディアの倫理観が問われる事態となっている。

(中略)
「コロナ明けたらなかなかの可愛い人が、短期間ですけれども美人さんがお嬢やります。なぜかと言えば、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」
さらに「3ヵ月の間、集中的に可愛い子がそういうところでパッと働きます。パッとやめます。それなりの生活に戻ったら」と述べ、「その3ヵ月のために頑張って、今は歯食いしばって踏ん張りましょう」「僕はそれを信じて頑張っています」と語った。
貧困化した女性が性風俗に従事することを“コロナ収束後の面白いこと”とした岡村。ネットでは彼の発言に非難の声が上がっている。

引用元:岡村隆史の風俗発言に非難殺到…メディアの倫理観にも疑問

まず、私個人の思いを述べさせていただきます。
ナイナイ岡村隆史さんには、めちゃイケで本当に楽しい思いをさせていただきました。

公言してはいませんでしたが、ナイナイの岡村さんのファンでした。
ただ、上記のような発言がございましたので、ファンを辞めさせていただきます。

※アンチになるわけではないです。

新型コロナウイルスの影響で経済的困窮に陥った女性が性風俗業界に新規参入することを喜ぶというのは、人間性が腐っているとしか言いようがありません。

擁護できんわ、岡村さん
ファンを辞めさせてもらうわ。

私は人間として未熟でございますので、心に留めていることがございます。
人の不幸を自分の不幸として捉え、人の幸福を自分の幸福として捉え、共に悲しみ、共に幸福を感じるのが成熟した大人の第一歩なのだと。

岡村さんほどの人間がそういったことができていないことに腹が立っています。
そして、岡村さんを非難する資格が日本社会にあるのかというところに関しても言いたいです。

いわゆる女性の貧困問題に対して、最低限の知識のある人間としては、女性が貧困問題に直面したときに、ある意味でのセーフティネットとして機能していたのが性風俗であったと認識しています。

これってとんでもない悲劇だと思いません?
自分の意思で性風俗業界に足を踏み入れるということなのであれば、それは自己決定の一つの形でございますから、外部から言及することではございません。

ただ、経済的困窮という切羽詰まった強制力が働いて、性風俗業界に身を沈めることになるというのは、少なくとも先進国で起こるべきことではないでしょう。

そういったところから目を背け、相対的貧困に対する惻隠の情を持っていない人間に岡村さんを非難する資格はありません。
これだけはどうしても言いたいことでした。

風俗業界では雇用関係が成立していないことが多いらしい

風俗業界では一般的に、女性が風俗店に「在籍」していると表現される。
この表現だと、女性が何らかの契約に基づき店に所属しているイメージを持ちがちだ。
実際には女性は風俗店との間に雇用関係がないことが大半。
このため店舗が休業して失業状態になっても失業保険は受給できないし、そもそも解雇にすら当たらない立場だ。

引用元:岡村隆史発言に風俗店幹部が怒る理由「あんた何にも分かってない」

性風俗業界は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、濃厚接触する業界ですので、休業を要請されている業界です。

ただ、上記の引用元記事にもございます通り、風俗店と風俗嬢の間に雇用関係が成立しないのが大半なので、休業補償や雇用調整助成金が支給されない可能性が高いとのこと。

性風俗業界で働いていることを公にしたくない女性が大半なので、やむを得ないところもございます。

こういったところは私も知らないところでございました。
あまりにもダークな部分を垣間見た気がしています。

だからこそ雇用と社会保障またはUBIが必要である

まず第一に、女性が活躍できるような職種での雇用が必要でしょう。
また、女性が企業することを全力で応援する必要がございます。

次善の策として、社会保障の充実が必要でございますが、それと併用する形で、ユニバーサル・ベーシックインカムを導入すると効率的に女性を救うことができると思います。

社会保障だと、どういった事情で、どういった所得があるのかというのを証明してからお金が支給される場合が多いです。

けがなのか、病気なのか、シングルマザーなのか、高齢者なのかなどの事情に鑑み、所得水準が低いことが証明されたら、お金が支給されます。
※大雑把な社会保障の理解でございますがご容赦を

そうなると、行政費用が大きくなりますし、裁量的になってしまうので、生活保護を受給できるのに、窓口で断られるということも発生してしまいます。

さらに、社会保障の場合は恥辱感を与えてしまうというデメリットがございます。

例えば、生活保護を受給して恥ずかしいと思ってしまう日本国民がそれに該当します。

そのため、社会保障を受ければいいのに、自ら拒否してしまうということがあり、その影響もあり、生活保護の捕捉率は約2割だそうです。
※参考記事:貧困と生活保護(49) 生活保護の大問題は、低すぎる捕捉率

そういったデメリットを解消し、無条件で支給されるユニバーサル・ベーシックインカム(社会保障はそのままで、すべての日本国民にお金を支給)が社会保障の穴を埋めるためには一番効率的なのです。

現実的には、年収1千万円以上の世帯には支給しないとか、低額の地域振興券で支給するところから開始するのが妥当だとは思いますが、少なくとも煩雑な手続きは不要になり、相対的貧困は改善するはずです。

そうすれば、経済的困窮によって性風俗業界に沈むような女性が少なくなるのではないでしょうか。

以上です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
★★★ブログTOP★★★
記事が参考になりましたら、ブログランキングで応援お願いします。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

-日本経済
-, ,

Copyright© 反逆する武士 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.