大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年4月15日(令和2年4月15日)
リモートワークが本格始動
通勤が不要になる利点は大きい。総務省が5年ごとに実施する社会生活基本調査によると、2016年の通勤・通学時間(往復)は全国平均で1時間19分。
引用元:テレワークを阻む壁 時代遅れの時間管理
首都圏の1都3県が1位から4位までを占め、トップの神奈川県は1時間45分にのぼった。これだけの時間を省けるうえ、通勤ラッシュで疲弊せずに済む。
仕事の効率は上げやすくなる。
ご存知の方も多いと思いますけれども、新型コロナウイルスの影響で、リモートワークに移行したITエンジニアも多いのではないでしょうか。
本日は、リモートワークのメリットとデメリットを同時に提示して、リモートワークに未だ対応していない現場責任者に情報提供してみたいと思います。
結局のところ、リモートワークに移行するか否かは自己責任でお願い致します。
※反逆する武士の独断と偏見が散りばめられていますので、その点だけ注意
リモートワークのメリット
【1】満員電車の回避
都市圏などでは、電車や地下鉄が通勤手段という方も多いのではないでしょうか。
そういった感染症になりやすい環境を回避することが可能になります。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、集・近・閉は避けるようにとのお達しがございましたので、満員電車を避けることができるのは大変嬉しいです。
【2】通勤時間の消滅
電車や地下鉄、バスや自転車、徒歩など、自宅から職場までの通勤時間がゼロになります。
都市圏などでは、通勤時間が片道1時間という方も多いのではないでしょうか。
その時間を節約することが可能になるので、時間的な自由度は高まります。
【3】他人の気になる仕草や言動に振り回されることが無い
世の中には、あまりにもマナー違反な人間が存在し、その人間が気になることで仕事に集中できないことがございます。
例えば、職場で部下を罵ることが趣味という方がいらっしゃたら、その罵詈雑言を聞くだけで生産性が落ちてしまうという方も多いのではないでしょうか。
そういったことが無くなるため、生産性が向上する可能性があります。
【4】飲み物やトイレ休憩が自由
職場においては、労働者が利活用できる冷蔵庫に特殊ルールが存在したり、トイレ休憩も他人に承諾をいただいてから取るという方もいらっしゃると思います。
そういった煩わしいことから労働者は解放されます。
完全な自由空間で、自分の生産性を高めるためのアイテムを身近に揃えることが可能になります。
リモートワークのデメリット
【1】気軽な対面でのコミュニケーションができない
職場におけるコミュニケーションはどう考えても重要なのでございますが、職場で顔を突き合わすような職場であれば、ある意味気軽に報告・連絡・相談が可能になります。
それができないというのは、コミュニケーションを重視するすべてのビジネスパーソンにとって死活問題でございます。
※ちなみに私個人も文系出身エンジニアということもあり、コミュニケーションを重視するタイプです。
ZOOMなどに代表されるようなテレビ会議アプリなどもございますけれども、相手が会議可能な状況なのかの確認が必要ですし、気軽にはできませんよね。
※相談したい相手が目上だったらなおさら
【2】会社専用のネットワークからのダウンロードや通信回線が遅くなる可能性が高い
例えば、会社専用のネットワークを利用して仕事をする場合、そこから参考資料をダウンロードすることや、そのネットワークを通じてアプリを起動するということもあるのではないかと存じます。
その場合、どうしても物理的な距離が離れていて、それなりのデータ量ですと、どうしてもアクセスが遅くなるという可能性がございます。
※ITエンジニアですと死活問題になる可能性あり
【3】通勤途中に目当てのお店があったら立ち寄りにくくなる
またもや通勤の話になりますが、通勤途中に目当てのお店などがある場合、そこには立ち寄りにくくなります。
居酒屋が大好きな人間や、都会で働き、憧れの店に帰り道立ち寄ることが楽しみだった方からしたら、苦痛になるでしょう。
【4】交通費が支給されなくなる
これは切実かつ地味に経済的な打撃になります。
毎月の定期代を利用して、土日に遠出することで遊ぶ方や、毎週の習い事をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
在宅でのリモートワークに移行するということは、会社からの交通費が出なくなるということですから、金銭的な追加支払いが発生する可能性があります。
【5】労務管理が煩雑になる
労働法上、使用者(会社)には労働者が働いた時間を把握・管理する責務があり、これはテレワークでも変わらない。
引用元:テレワークを阻む壁 時代遅れの時間管理
自宅にいれば仕事を中断することがしばしばあるが、在宅勤務をする人は原則として、始業・終業時刻はもとより業務から離れた時刻や戻った時刻をその都度、記録する必要がある。
近年はパソコン操作で済ませられるシステムもあるが、煩わしさが完全になくなるわけではない。
「家族の介護をしている人は、仕事から介護へ、また仕事へといった繰り返しの断続労働になる。いちいち時間をつけられるのかという問題がある」。
労働法はリモートワークを想定していない可能性が高いようです。
私も労働時間をしっかりと報告してますが、かなり煩雑ですもの。
介護や子育てをしている人間だったら、さらに煩雑になるでしょうから、むしろ成果を以てしてその人の生産性を測るべきでしょう。
以上です。