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文系AI人材に俺はなる!人工知能時代に生き残るためにはどうする?

更新日:

野口竜司著『文系AI人材になる

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年4月7日(令和2年4月7日)

AIを現実社会に溶け込ますには文系人材の協力が必要

「文系AI人材」とは、AIと同時にビジネスの現場に関する知識を備えた人材を意味します。
かつては、データ・サイエンティストやAIエンジニアといった「理系AI人材」しか市場には存在していませんでした。
しかし、AIがビジネスに広く活用されるようになった今もなお、それに近い状態が続いています。
そうした中で、AIに関する知識格差や情報格差が生まれていて、その格差を埋める上で「文系AI人材」といった存在が求められていると考えています。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

文系ITエンジニア(経済学部を卒業したバリバリ文系)として、昨今のAI(人工知能)事情には触れざるを得ません。

「文系AI」という言葉がございまして、AIと同時にビジネスの現場に関する知識を備えた人材を意味するとのこと。

つまり、現実社会において、企業の現場においてAIを活用する文系人材のことなのではないかと理解しています。

AIといっても社会や企業が抱える問題をできるだけ人間に頼らずに解決する、もしくは人間の能力を超えた部分を補うという情報技術的側面がございますから、AIとビジネスを両方理解するCAIO(人工知能担当責任者)が必要です。

人工知能が人間を完全代替するのは遥か未来か

「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法より

そうですね。
もちろん、完全に人間中心だけで動いていた業務を全て見直して「逆T型」に変えることはかなり大変です。
そのため、まずは「T型」を実現してから「逆T型」 を目指すといった形があると思います。
その先にある「I型」に至るケースはそこまで多くないと思うので、AI実装社会が実現できるかどうかは「逆T型」を増やせるかどうかにかかってくるのではないでしょうか。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

上記の図で示された、AIと人の分業パターンというのは本当にわかりやすく、文系人材にも理解できます。

現在はWordやExcelなどもT型でございますから、まずはT型を目指して、AIを導入していき、人間の仕事をAIに補助してもらって生産性を向上させるというところから始めるのであれば、現場の反発も少ないでしょう。

仮に、AIが現場の雇用を失わせるということになれば、ビジネスの最前線で頑張っている人間は反発する可能性が高いと思われます。

例えば、法人営業の効率を上げるAIを導入して営業担当者の生産性を上げるということなら、喜ばれるでしょうが、営業担当者が不要になるレベルのAIが導入されたら、反発は必至です。

ただ、人間の業務を完全に代替するというのは現時点ではかなり困難なようでございますから、そこまで怖がる必要はなさそうです。

よほどの技術革新が発生しないかぎり、I型の分業にはなりにくいのではないかと。

文系AI人材の仕事内容とは

AIを活用した企画を考える上では、AIを使って「どのような価値を生み出すか」を予め明確化し、それに合った適切なAIを選ぶ必要があります。
その上で、AIをどのように既にある業務プロセスに適用するのか、導入計画を立てたり、導入作業を行ったりします。
そして、導入後にはAIを管理・維持しつつ、継続的に発展させることが大切です。
「理系AI人材」がやらない全ての仕事を「文系AI人材」が担う、そういったイメージを持っていただくとわかりやすいかもしれません。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

上記の記事の中において、野口氏(以下敬称略)は文系AI人材が担うべき仕事として、AIを活用した企画、AIの現場導入、AIの運用の3つを挙げられています。

簡潔に言えば、何を目的としてAIを活用するのかを明確にして、その目的を達成するための最適なAIを選定し、現場に導入するにあたり、どの業務プロセスに適用するのか考え、現場での管理・維持を担うということです。

わかりやすく言えば、理系AI人材がAIの開発ならば、文系AI人材はAIの現実活用といったところでしょうか。

そして、現場の声を理系AI人材に伝え、より良いAI開発のための改良に繋げていくということになれば良循環になります。

AI(人工知能)をタイプ別に理解する

AI,機能別
「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法より

ユーザー体験・顧客体験を大きく変えるという意味では「予測系AI」が人々に及ぼす影響は大きいと思います。
一人ひとりの好みに合わせた情報を提供する「パーソナライゼーション」を始めとして、今は先回りのコミュニケーションが広く求められています。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

野口は、上記のようにAIの機能を8つに分類しています。
これは本当に目から鱗が落ちました。

予測系AIが人々に及ぼす影響は大きいという話がございますが、これは株式投資などの応用できそうです。
いわゆるAI系ヘッジファンドはこれに該当します。

もしかして、個人がAIにアドバイスを貰って、株式投資するということが主流になるかもしれません。

個人的に着目しているのは、人間拡張的×識別系AIである医療画像での診断でございます。

今までは医療画像などで見過ごしてきた小さながん細胞でも発見することができるのであれば、がんの早期発見が可能になります。

人間の三大疾患の内の一つを早期発見できれば、日本人の平均寿命を延ばすことができて、さらなる長寿命社会が実現します。

AIを活用して空き家発生を予測できるか

神奈川県で実施された「要介護度予測AIの実証」、もう1つはALSOKが運用する「困っている人を自動検知するAI」です。
この2つの事例の共通点は、いずれも事業やビジネスの課題解決にとどまらず、社会課題の解決を試みている点です。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

神奈川県で要介護度予測AIの実証が行われているそうで、そういった事例があるそうです。

人間の要介護度予測AIができるならば、日本全体で空き家発生予測AIもできるのではないかと考えています。

AIに学習させるためのデータを揃えるのは大変かもしれませんが、むしろデータさえ整えば比較的簡単に実現可能なのではないかと思います。

AI活用術が一般教養になる日

こうしたAIの活用を更に進めていくためには、AIは「誰もが身に着けるべきビジネスの基礎教養」ということをより多くの方が認識する必要があると考えています。
インターネットやスマートフォンが私たちにとって当たり前の存在になったように、AIも当たり前の存在になっていくはずです。
そうした前提を踏まえて、AIの知識を基礎教養として学ぶスタンスが、今後のビジネスの成功にもつながってくると考えます。

引用元:「文系AI人材」が備えるべき視点と思考法

野口は上記のように主張しており、AIが基礎的な教養にということを認識する必要があるとのこと。

私も同様の意見でございまして、大変嬉しく思います。
インターネットやスマートフォンを使いこなすことが必須の現代になっているのですから、AIを使いこなす力がないとそもそもビジネスにならないでしょう。

私も文系AI人材になり、雇用大崩壊(22世紀のことになるでしょうけれども)に備えて、頑張りたいと思いました。

めちゃくちゃ素朴な感想になりましたが、拙ブログの皆様のAI理解度の向上に役立てたのなら嬉しく思います。

以上です。

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