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反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年11月8日(令和元年11月8日)
短期集中連載の核保有論
諸事情により、本日から短期集中連載させていただきます。
The theory of Japan nuclear armament~For saving Japan~
はじめに、私が核武装論者になった理由として、日本政府の北朝鮮に対する弱腰外交がありました。
なぜ、拉致被害者の方々全員の帰国が実現されないのでしょうか。
私自身強い憤りを感じていて、同時に我が国の前途に対する閉塞感がありました。
しかし、高校三年の一月某日に、仙台駅内の本屋で「SAPIO」という国際情報誌を読んでいるうちに、ゴーマニズム宣言・暫という漫画を見つけたのです。
日本国の核武装の正当性について論じたその漫画はとても興味深く、読み終えた時には、言葉では表せないほどの衝撃がありました。
大学入学後、核武装についての論文を書きたいという思いが強くなっていき、この記事が生まれました。
私も含めて日本国民は、戦後長らく「核」という高度に政治的な兵器に対して思考停止を決め込んでいました。
私はこの思考停止を打破し、大東亜戦争の時のような日本国民のピリピリとした防衛本能を呼び覚ますべきだと思い、本日より短期集中連載させていただきます。
私は現代社会における日本国民の常識の中に、核武装というカテゴリーの形成に役立つような記事になれば幸いに存じます。
この記事を読んで核武装について考えてみようという日本人が増えたならば、大変嬉しく思います。
もし核攻撃されたら・・・
今現在、地下核実験や核保有宣言により、北朝鮮は核保有の可能性が極めて高いと判断できます。
そして、その脅威を一番被っているのはほかでもない日本なのです。
なぜならば、米、露、中は核武装国家であるし、韓国は同じ民族には核を落とさないだろうと思っているし、北朝鮮も国内感情から韓国に落とさないからです。焦土と化した韓国とは南北統一したくないでしょう。
北朝鮮の非理性的な軍人が核ミサイルのボタンを押すだけで、日本は第三、第四の核攻撃を受ける可能性があります。
何十万という日本国民が一瞬にして絶命し、原爆症に悩まされることでしょう。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図と化し、日本滅亡となります。
核攻撃を受けた日本には、世界中から同情の声が寄せられるでしょう。
世界中の非核武装国家は核武装の必要性を痛感し、核拡散が急速に進行することでしょう。
日本は、三度目の核攻撃を防ぐことができなかった国家として、人類史に記録され、沼地にじわじわ沈んでいくような歴史を歩むことになります。
皇室消滅という悲劇が生じるかもしれません。
私は戦争を抑止し、恒久平和に貢献し、日本を核攻撃から守るためにも、日本こそが一肌脱ぐべきという観点から、救国の切り札である日本国核武装を主張します。
核武装国家になるというメリット
核武装は核の抑止力により戦争を抑止します。
A国が核兵器を保有しているB国に武力攻撃をすると、B国が敗戦または多くの被害が生じるという事態のとき、B国が核兵器を実際にA国に対して使用します。
そのような事態をA国が想定するのでA国は核武装しているB国との武力衝突を避けようとします。
したがって、核武装は究極的な核の平和利用であると言えます。
さらに、核武装するということは、「核による核抑止」を保持するということです。
つまり、「相手の核による報復を恐れる国家は、自分から核による先制攻撃を核武装国に対して行うことはないであろう」という理論が核武装国家同士で成り立つのです。
米ソ冷戦が「熱戦」にならなかったことが証左です。
核武装するということは、「非対称性抑止力」を保持するということでもあります。
日本が核兵器を200~300発持っていれば、もし中国や北朝鮮が十万発持っていたとしても抑止できるのです。
中国や北朝鮮が十万発の核兵器を、日本列島に落としたとしても、日本が50発程度の核兵器で、中国や北朝鮮の主要都市を核攻撃すれば割に合わないのです。相手の耐えられない報復が可能であれば、抑止になります。
したがって、核兵器が最終兵器とか特殊兵器などと呼ばれているのです。
核は比較的少量で問題ございません。
「核による戦争抑止」により通常戦力をあまり持たなくてよいし、国防コストが安上がりになり、過度な軍備拡張しなくて良いのです。
私のように過度な軍備拡張に反対している者にとっては、大変なメリットであると考えます。
日本は現在、軍国主義国家ではないので、軍事予算が限られています。
※財政破綻しないので、もっと軍事予算を増やすべきというのは言わずもがな。
この限られた予算を使って最大限の戦争抑止力と核抑止力を得るためには通常兵器に投資するよりも核兵器に投資したほうが高い抑止効果を得られます。
核兵器を持つことにより、沖縄の米軍基地が縮小するし、竹島と北方領土を奪還できるし、思いやり予算などの巨額なお金を払わないで済むし、対等で双務的な日米同盟になります。
我が国日本の国益上、とても有益なことばかりと言えます。
明日の記事に続きます。