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反逆する武士

国家安全保障

藤井聡先生と日経新聞が開戦。公共投資無くして国民生活は成り立たず

投稿日:

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年10月17日(令和元年10月17日)

藤井聡先生VS日経新聞の戦いが勃発

2019年10月14日の日本経済新聞に掲載された、編集委員の久保田啓介氏の記名論説、
『防災対策、行政頼み限界』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50958710T11C19A0MM8000/
※日経有料会員のみ閲覧可能です
は、日本の今後の防災力を低減させ、将来の災害によって失われる国民の生命と財産を拡大させ得る危険性をはらんだ重大な疑義をはらんだ論説であると、筆者は真剣に憂慮しております。
このまま、この記事の論調が世間に放置され続ければ、(場合によって久保田氏の意図と乖離する方向で)世論が不適切に歪められ、防災対策において堤防を含めたハード対策が蔑ろにされ、(財政への影響も加味した上でも)国益を大きく毀損するものとなると強く危惧いたしました。
ついては、久保田氏の論説掲載を所管されている「経済解説部」の市村部長様にお電話を差し上げ、下記書簡を郵送する旨をお伝え差し上げ、先ほど、速達書留で郵送いたしました。
下記文面にも記載の通り、下記文書を、下記の形で公開差し上げます。
日本経済新聞経済解説部の誠意ある対応を、心から祈念申し上げたいと思います。
京都大学大学院教授 藤井聡

https://38news.jp/media/14781

藤井聡先生と、インフラストラクチャーと公共投資を否定するような記事を掲載した日経新聞が本気で闘うようです。

結論だけ言いますと、私は藤井聡先生を最大限応援します。
以下、藤井聡先生の主張気になったところだけを抜粋しつつ、論じましょう。

議論の前提が崩れている可能性も

なお、その根拠を記載するに先立ち、防災においてハードとソフトの両面、ならびに自助・共助・公助が必要であることは論を俟たない、という点をここで明らかにしておきたいと思います。
したがって、防災においては、それぞれの特質を踏まえたうえで、限られた資源を最大限に活用しつつ、防災効果を最大限に発揮するハード・ソフト、ならびに、自助・共助・公助の全てを見据えた総合的防災対策が必要であり、その選定においては、可能な限り、費用対効果をしっかりと考慮すべきであることは、何人たりとも否定し得ぬものです。
そして、久保田氏もまた、日本経済新聞社の「防災」専門の記者として、まさに、その認識に立つ記者であるに違いないと想像いたしております。

https://38news.jp/media/14781

防災に関する基本的な共通認識の確立をして、防災について議論をするというスタンスを藤井聡先生は採っています。

ここで言いたいのは、日経新聞の久保田氏(以下敬称略)は防災をしっかり行い、日本人の命と財産を守るという前提に立ってないと思います。

藤井聡先生の主張を根本から理解できないほどの悪意と不誠実さが際立っているのが久保田です。

100%の防災はあり得ないから防災を放棄していいのか?

例えばもし、行政当局が「防げる保証がない場合には堤防整備を差し控える」という発想で防災行政を進めていたとすれば、ハード対策は全く進められなかったことでしょう。
そしてその結果、今回の台風で、何十万人、何百万人の命が奪われ、何十兆円、何百兆円もの国民資産が奪われていたこととなります。
そもそも、どんな堤防をつくっても、100%災害を防ぐことなどできません。
それを超える外力がかかった場合災害が起こるからです。
だから、基本的にあらゆる防災対策というものは、100%災害を防ぐためではなく、災害によって失われる命を一人でも減らすため、失われる国民の財産を少しでも減らすために行われているのです。

https://38news.jp/media/14781

100%の安全なんて保障できないから、軍隊は無駄とか、100%の対策なんてありえないから、ウイルス対策ソフトは必要ないとか、100%の防災なんてありえないから防災を放棄せよと?

久保田は本当に腐りきってやがる

人の命を最大限救うためにこそ防災は存在しており、100%の防災はあり得ないからと言って、100%に近づける努力を怠ってはならないということを強く主張したいと思います。

ハードの充実無くして防災無し

①ソフトに限界がある以上、ソフトだけを闇雲に進めればよいと言うわけではない。ハード対策もあわせて進める必要がある。
②ハードに限界がある以上、ハードだけを闇雲に進めればよいというわけではない。ソフト対策もあわせて進める必要がある。
③ただし、ハード対策が功を奏すればソフト対策の多くが不要になる、と言うほどの大きな効果をハード対策は持っている(例えば、堤防で水際で洪水を止められるなら、避難行動も避難所もBCPも全て不要となる)。

https://38news.jp/media/14781

藤井聡先生はさすがやで。

ハード(コンクリート)の充実無くして防災無しと言えます。
どんどん公共事業して、河川の流れも大規模工事で変えて、ダムを作って、堤防の高さを可能な限り引き上げるべきです。

防災を真剣に考えている人間だから、このような反論が出てくるようです。
頭が下がるとはこのことです。

藤井聡先生の主張は無視されるでしょう

ついては、本稿で指摘した誤解を避けるべく、そして、適切なハード対策さえなされていれば、この度失われた60名以上の命の多くが救われた可能性が十二分に存在するのだということを鑑みつつ、「以上の誤解を解くための記事を、同様の体裁で貴社紙面に掲載する」か、あるいは、
『防災対策、行政頼み限界』に対する、防災・強靭化専門家からの異論・反論記事を、貴社紙面に掲載する」
といった対応をご検討頂くことを、心より要望申し上げます。

https://38news.jp/media/14781

藤井聡先生の主張を簡単にまとめると、日経新聞の紙上において、防災のためのハードの重要性を訴える記事を載せるか、藤井聡の反論を掲載せよということです。

藤井聡先生のおっしゃることはその通りであり、正論ですが、無視されるでしょう。

久保田が日本国民の敵であることが白日の下に晒されてしまうから、日経新聞は絶対に無視します。

反逆する武士
uematu tubasaはここに宣言します。

日経新聞が誠意ある対応をしなかった場合は、日経新聞不買を訴える記事を作成します。

以上です。

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