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反逆する武士
uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年8月3日(令和元年8月3日)
あいちトリエンナーレ2019が話題
名古屋市などで開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画で展示されている旧日本軍の慰安婦を象徴した少女像について、河村たかし市長は2日、会場を視察し「日本国民の心を踏みにじるもの」と批判。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019080390090017.html
トリエンナーレ実行委員会長の大村秀章・愛知県知事あてに少女像などの撤去を求める要請書を提出した。
あいちトリエンナーレ2019についてTwitterで話題になっている件について考えていきたいと思います。
愛知県名古屋市などで開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」において慰安婦像や昭和天皇が燃やされるような作品が展示されているということで問題視されています。
名古屋市長の河村たかし市長は舌鋒鋭い批判をしておりまして、少女像などの撤去を求めています。
SNS界隈では、愛知県知事の大村知事の辞任や、あいちトリエンナーレ2019の中止なども話題になっております。
あまりにも酷い展示内容に憤りを覚える方も多いのではないでしょうか。
あいちトリエンナーレとは何か
あいちトリエンナーレは、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です。
https://aichitriennale.jp/about/index.html
4回目となる2019年は、国内外から90組以上のアーティストを迎えます。
国際現代美術展のほか、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど、様々な表現を横断する、最先端の芸術作品を紹介します。
あいちトリエンナーレとは国際芸術祭であり、3年毎に開催されている大型イベントのようです。
「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督は津田大介氏になります。
ジャーナリスト/メディア・アクティビストだそうです。
結局どういったことをしている人なのか全くわかりません。
芸術に関する実績があるようにも思えないのですが、どういった経緯で芸術監督に就任したのか理解できません。
今回のあいちトリエンナーレ2019に関しては、津田氏本人が出演するYouTube動画が存在し、コンセプトを説明しています。
私もコンセプトに関しては熟読させていただきました。
かなり複雑な思いがあって、今回のコンセプトになったのだと推察します。
ただ、申し上げたいことがございます。
情、つまりは思いやりの時代というコンセプトを掲げながら、反日感情を煽るような展示物の出展を許すのは駄目でしょう。
私は表現の自由というのを最大限守りたいと考えています。
しかし、民族間の対立を煽るものも守りたいとは思いません。
慰安婦像だけでなく、昭和天皇を燃やすような作品(本当に存在するならば)も表現の自由の範囲外であると思います。
日本人が戴く天皇という存在、国家の象徴であり、日本国民統合の象徴を燃やすということは日本人を激しく傷つけるものです。
他人を傷つけるような展示物はどう考えても撤去するのが妥当でしょう。
一方、菅義偉官房長官は2日の記者会見でトリエンナーレを巡る国の補助金交付について「決定に当たっては事実関係を確認、精査した上で適切に対応していく」と述べ、慎重に検討する考えを示した。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019080390090017.html
トリエンナーレは文化庁が4月、補助事業に採択。2019年度末に県に約7800万円を交付する予定になっている。
しかも、あいちトリエンナーレ2019年には補助金が投入されることが決まっているようです。
国家から補助金を貰っておいて、その国家の象徴を燃やすと?
最大級の税金の無駄であると言えるでしょう。
反日作品を撤去し、国際芸術祭の続行を
私はあいちトリエンナーレ2019の中止には反対です。
おそらく、あいちトリエンナーレ2019には、不適切な展示物ではなく、真っ当な芸術家たちが精魂込めて作り上げた作品もあるのでしょう。
あいちトリエンナーレ2019が中止になってしまったら、慰安婦像や昭和天皇を燃やすような作品以外も見る機会が失われてしまいます。
国際芸術祭をしっかりと守るためにも、不適切なものは撤去して、国際芸術祭を継続し、表現の自由に最大限配慮するべきかと存じます。
芸術監督である津田大介氏を罷免し、不適切な展示物を撤去し、税金の投入は見合わせるというのが妥当でしょう。
表現の自由をどこまで守るべきなのか議論は続く
きょう視察に訪れた名古屋市の河村たかし市長は「ほんとにまあ、ワシの心も踏みにじられましたわ、これ。ということで展示を即刻中止して頂きたいですね」「芸術かどうかは知りませんけど、10億も使っている」とコメント。「これを反日作品だと解釈しているのは市長の側では?」との質問には「なにを言ってるの。誰でもそう思ってるじゃないですか?」と応じた。
https://abematimes.com/posts/7013394
表現の自由を守るというのは本当に難しいと思いました。
ある芸術作品が芸術祭において展示されたとします。
とある日本人がその芸術作品において傷ついたとします。
そのような場合、すぐに展示作品の撤去ということになると、表現の自由の侵害ということになりかねません。
そういった表現の自由の侵害は防ぎたいですが、かといって人の心を傷つけるような作品が公的に認められてしまうというのも防ぎたいわけでして。
中々難しい判断ですなとしか申し上げることができません。
今回の慰安婦像はある意味虚偽のプロパガンダに由来するところですし、昭和天皇を燃やすのは国家の象徴への侮辱に該当します。
表現の自由を制限するということは、やむ得ない事情がある場合に限るべきなのではないかと、できるだけ客観的で、表現しては駄目な理由が必要だと思います。
今回のあいちトリエンナーレ2019であれば、嘘は駄目、国家の象徴を侮辱しては駄目という理由がそれに該当するのではないかと思います。
以上です。読者の皆様はどのように思われましたでしょうか。