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台湾の高速機雷敷設艇とコルベット艦が欲しい。海軍増強時代が超加速

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uematu tubasaです。
初回投稿日時:2021年1月14日(令和3年1月14日)

高速機雷敷設艇とコルベット艦が台湾で自主建造される

台湾が自主建造し「空母キラー」と呼ばれるミサイル・コルベット艦の命名・進水式と新型の高速機雷敷設艇の引き渡し式が15日、北東部・宜蘭県の竜徳造船所で行われ、蔡英文総統や軍首脳らが出席した。
(中略)
超音速対艦ミサイルのほか、改良前になかった対空装備を追加。
高速を生かして空母など大型艦を攻撃する任務を負う。

引用元:台湾で新造軍艦2隻引き渡し 中国圧力を牽制

台湾が自主建造したコルベット艦と新型の高速機雷敷設艇が台湾軍に引き渡しされたようです。

コルベット艦に関しては、空母を破壊するための超音速対艦ミサイルを装備しつつ、対空装備を追加したようです。

汎用性が高まったということで、コルベット艦の残存性も高まったと評価するべきでしょう。
航空機からの対艦ミサイルに狙われて撃沈される可能性が低減します。

さらに言えば、台湾軍に高速機雷敷設艇が存在しているというのは初耳でございました。

台湾と中国の間の海域は比較的浅い海域でございますので、沈底に設置するタイプの機雷が敷設することが可能であり、海上交通路を遮断することが可能です。

中国国内に供給されるであろう、原油などを遮断することができれば、少なくとも一時的には兵糧攻めにすることが可能です。

また、中国海軍の軍港から出撃している艦艇を機雷で沈めることも可能となります。
極めて効果的な戦術と言えましょう。

機雷敷設においては、機雷を敷設している最中に探知されて、攻撃を受けてしまうというリスクがございますが、機雷敷設作業を自動化することで高速敷設が可能とのことなので、撃沈リスクは低減したと言えましょう。

我が国日本としても、尖閣諸島を防衛するためには機雷を尖閣諸島周辺海域に敷設する必要がございますので、高速機雷敷設艇やコルベット艦を増強するべきでしょう。

海洋という進軍経路に爆弾を設置するようなものですから、敵からしたら掃海しながらの進軍ですので、進軍スピードは遅くなりますし、敵の艦隊を撃沈できるかもしれません。

機雷に留意しつつ、掃海をしながらの進軍の最中、高速小型大火力艦であるコルベット艦で側面攻撃すれば、少なくとも海上艦艇に大打撃を与えることは可能でしょう。

高速機雷敷設艇による機雷敷設、コルベット艦による大火力砲撃、潜水艦による魚雷攻撃、尖閣諸島の航空領域はF15でカバーしながら、陸上自衛隊による対艦対空ミサイルでの迎撃があれば、尖閣諸島防衛は可能です。

台湾から高速機雷敷設艇とコルベット艦のライセンス生産の許可をいただければ、我が国日本の海軍増強は飛躍的に進むでしょう。

台湾が潜水艦の自主建造に着手

台湾の総統府は24日、自前による初の潜水艦の建造を、南部の高雄市で始めたと発表した。
合計8隻を建造する。
2024年の完成、25年の就役を目指す。

引用元:台湾、初の「自前」潜水艦を着工 中国は猛反発

台湾が潜水艦の自主建造に着手した模様です。
建造は民間造船大手の台湾国際造船が行い、ディーゼルエンジンを使った通常動力型で、米国製の戦闘システムや魚雷なども搭載される見込みです。

※参考記事:米政府が台湾に魚雷売却へ 自主建造潜水艦向け 中国を牽制

6割は台湾が保有する技術で、4割は欧米から輸入する技術で自主建造ということらしいです。

台湾は現在4隻の潜水艦を運用しておりますが、老朽化が著しく、性能的にも台湾防衛に資するとは思えません。

そのため、外国から輸入するか自主建造するかという話が以前から議論されていたのですが、数年前に自主建造する方針になりました。

我が国日本が台湾の潜水艦自主建造に協力できなかったということは痛恨の極みでしょう。

場合によっては、我が国日本の防衛産業の育成も含めて、対台湾輸出用の潜水艦を建造して、台湾のコルベット艦とバーター取引するというのも検討するべきです。

多目的ステルス艦を大量建造してほしい

海上自衛隊が19日に「くまの」と命名した新しいタイプの護衛艦「FFM」は、乗員を約90人に絞り込み、徹底して省人化を図ったのが特徴だ。
(中略)
対潜戦や対機雷戦など搭載装備を厳選し、船内の自動化を進めたことで省人化を実現した。

引用元:新型護衛艦「FFM」導入も新たな課題 イージス艦新造でのジレンマ

2020年11月19日に「くまの」と名付けられた護衛艦がございまして、徹底して省人化が図られ、ステルス性能も高まった新型護衛艦が進水しました。

※参考記事:中国から尖閣諸島を守れ! 海自の新ステルス護衛艦「FFM2くまの」が進水

敵のレーダーに探知されないようにするために、伝統的な護衛艦の形状を捨て去り、ステルス性能に振り切ったようです。

また、護衛艦としては初めて「クルー制」を導入する。
これまでは、乗員と船を一体的に運用し、乗員の休養中は船も定期整備などで任務に就くことはなかった。
第1クルー、第2クルーといった「クルー制」を導入すれば、第1クルーが休養中でも第2クルーが船に乗り込み任務に就くことが可能になる。
これにより、稼働率が向上するというわけだ。

引用元:新型護衛艦「FFM」導入も新たな課題 イージス艦新造でのジレンマ

さらに「クルー制」を導入することで護衛艦に別の乗組員が搭乗して、護衛艦の稼働率を上げることが可能となります。

これも省人化を図ったことによるメリットの一つと言えましょう。
性能を確認してみましょう。

乗員90名、排水量3900t、全長132.5m、最大幅16.3m、最大速力30ノット。
主砲76mm一門、対艦ミサイル8発、VLS(艦体埋め込み垂直発射装置)16セルに対空、対潜ミサイルを装備、三連装短魚雷発射管二基、対空防御Sea RAM一基。

SH60K哨戒ヘリ一機。

引用元:中国から尖閣諸島を守れ! 海自の新ステルス護衛艦「FFM2くまの」が進水

さらに、無人掃海と簡易型機雷敷設装置で機雷を敷設することも可能なので、機雷戦にも対応可能なようです。

台湾からのライセンス生産が無理ということなのであれば、FFM「くまの」と同様の護衛艦を大量建造して、南西諸島に重点配備するということも検討するべきです。

以上です。

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