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女性が考える皇位継承論を読むと目から鱗だった。側室制度と男系天皇

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大変お世話になっております。
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uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年8月20日(令和2年8月20日)

本日は皇室及び皇位継承問題について、勉強になった記事をご紹介しつつ、考えを深めていきたいと思います。

側室制度は不妊対策というわけではない

「皇位継承資格を男系男子に限るなら、側室を認めるしかない」としたり顔で語る「リベラル」な男性がいる。
彼は、そんなことは許されないから男系男子に限る理由はないとして、女性に理解を示すのである。
だが、本当にそうだろうか。不妊の原因は女性にあるとの無言の前提を押しつけてはいないか。
不妊の原因を明らかにし(その半分は男性にある)、子どもを産む不妊治療の技術が高度に発展した現在、側室という議論設定自体が、あまりに「男目線」ではないか。

引用元:女系天皇はなぜあれほどまでに否定されるのか……ヒントは「歌舞伎」?

皇位継承において、男系男子に限るならば、側室を認めるしかない。
現実には、側室を認めることは無理。
したがって、皇位継承資格は女系天皇及び女性にも広げるべき。

このように主張する方もいらっしゃいます。
ただ、上記の記事を作成された山口真由氏(以下敬称略)はその側室という議論設定自体があまりに「男目線」ではないかと疑義を呈しています。

一般的な日本人男性であり、皇位継承問題について、そこそこ詳しい人間からすると、ちょっと筋が違うご指摘なのではと考えます。

なぜ側室というものが存在するかと申しますと、不妊を解消するための対策という側面はもちろんございますが、男子を生んでもらう必要があり、そのためにはできるだけ多くの子どもを必要としていたからです。

どう考えても、生まれてくる子供の約半数は女子ですし、さらに言えば確率論として、ずっと連続で女子が生まれ続け、男子が生まれないということもございます。

極端に言えば、1人の女性から5人の子どもが生まれるとして、全員が女子という可能性もあるのです。

したがって、より多くの女性にできるだけ子どもを産んでもらうことで男系男子に皇位を継承してもらうということが可能でした。
皇位継承した天皇の相当な数が、側室から生まれた男子でございました。

また、近代以前においては子どもが早世されることもございましたので、より多くの子どもが必要ということでもございました。

ただ、側室という議論設定をそのように捉える女性が存在したことに対して、ある意味目から鱗でございました。
勉強になります。

仮に、男性皇族が今後お生まれになってその配偶者との間に子どもが生まれなかったとしても、配偶者だけを責めるというのは、妊娠及び出産を理解していないと解釈して問題ないということなのでしょう。

天皇の要件を能力とすることの危うさ

今後は、天皇家の「家業」の本質を明らかにしていく必要がある。
皇室典範は男系男子に限定する。
しかし、男系の血脈が本質ならば、男系女子に皇位継承が許されない理由もない。
リリーフとされてはいるが、過去に女性天皇が存在したのは事実である。
さらに、帝王学による個人の人徳こそが今後の天皇制の本質であるとするなら、男系に限らず女系を容認する道もある。

引用元:女系天皇はなぜあれほどまでに否定されるのか……ヒントは「歌舞伎」?

天皇及び皇室の本質を明らかにしていく必要があるという点は意見が一致しています。

私は天皇及び皇室の本質とは「祭祀」であり「天照大神」を祖先とする血統の皇族が「立憲君主」として振舞うことだと考えているので、男性か女性かは問題ではありません。

したがって、皇位継承問題において、女系天皇及び女性天皇を認める方向で法改正を行うしかないと主張しているのです。

また、上記引用元記事において、個人の人徳こそが天皇制の本質であるとする考えには異議を唱えたいと思います。

個人の人徳が天皇制の本質であるならば、現在の天皇陛下よりも人徳のある方は天皇という位の簒奪が可能ということになります。

それはまさに、古代中国のような騒乱を巻き起こすような出来事に発展することになりますし、天皇を中心として統一国家を形成してきた日本を分裂させる行為と言えます。

悠仁親王殿下が一番苦しむことになる

このまま女性・女系天皇が認められなければ、いちばん苦しむのは悠仁さまと、悠仁さまの将来のお妃です。
若い男性皇族が悠仁さまお一人しかいない以上、悠仁さまに男性のお子さまが生まれなければ皇室は途絶えます。
お妃となった女性は男子を産むことが絶対の使命となり、想像もできないほどのプレッシャーに苦しむことになるでしょう。
そもそも、このような状況で”お妃”となってくれる女性を見つけることさえ難しいと言えます

引用元:「女性天皇に85%が賛成」政権の世論無視で皇室存亡の危機に

なぜ私は女系天皇及び女性天皇を認め、その方向で法改正をしなければならないと主張しているかと申しますと、皇室の皇位継承の安定化が図れるという理由もございますが、悠仁親王殿下をお救いしたいからです。

将来的に女性皇族が皇籍を離脱することになると、皇族は悠仁親王殿下のみという時代が確実に来ます。

そうなると、悠仁親王殿下に配偶者が現れず、悠仁親王殿下がラストエンペラーということも十分にあり得ます。

さらに言えば、配偶者が現れたとしても、男子を確実にお産みになられるとは限りませんし、そもそも子宝に恵まれないという可能性も捨てきれません。

その結果、一番精神的に追い詰められるのはどなたなのかと申しますと、悠仁親王殿下でございます。

悠仁親王殿下をお支えできる女性皇族がいらっしゃれば、公務負担も軽減できるでしょうし、女性皇族が御産みになられたお子様にも皇位継承権が付与されるのであれば、お世継ぎのプレッシャーも軽減されると思われます。

男系固執論者の藁人形論法(笑)

最後になりますが、男系固執論者の藁人形論法をご紹介して、終わりたいと思います。

女系天皇及び女性天皇を認めようという女系天皇公認論者において、悠仁親王殿下の皇位継承権を剥奪しろと主張した人間は存在しません。
少なくとも、そんな人間の発言を見たことがありません。

敬宮殿下(愛子さま)や眞子内親王殿下、佳子内親王殿下をはじめとする女性皇族に対して皇位継承権を付与するべきと主張しているのであって、悠仁親王殿下の皇位継承権を剥奪するなぞ口が裂けても言ったら駄目なことですよ。

これだから、男系固執論者は駄目なんすよ。
人として恥ずかしくないのですかね?

以上です。

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