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台湾に学ぶ自主防衛の気概。日本人は米国の属国となり誇りを捨てるか

投稿日:

台湾

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年8月14日(令和2年8月14日)

対中包囲網の形成に躍起となるアメリカ

トランプ政権は、中国は非民主的な共産主義国家であることを再認識すべきであるとして、民主主義国家による外交的、そして経済的な対中包囲網を結成するための反中宣伝活動に取りかかっている。
(中略)
ただしそれは、アメリカがオバマ政権時代のように関与政策が過ぎたために中国の東アジア地域における軍事的優勢が強化されてしまうことと比べて「望ましい」という話である。
アメリカの言いなりになり、自らの戦略も持たずに単に追従していれば、アメリカの完全なる属国と化してしまい、中国と妥協するよりも国家として情けない状態に墜ちてしまう。

引用元:自主防衛に励む台湾と“属国”日本の絶望的な違い

アメリカのトランプ政権は対中包囲網の形成のために、アジアに対して積極的に関与する外交・安全保障政策を実行しており、それは一見望ましい対外政策のように見えます。

ただ、上記引用元記事において、北村淳氏(以下敬称略)はオバマ政権時代の外交・安全保障政策に比べたら望ましいということであって、アメリカの言いなりになって主体性を捨ててしまったら、アメリカの属国になると警告しています。

日本の知識人の中にも、中国の属国になるのか、アメリカの属国になるのか選択しなければならないということを平気で口にする人間もおりますが、恥を知るべきです。

我が国日本は独立主権国家として、国家としての独立を保つために、対中防衛を固め、アメリカを利用し、強かに振る舞い、どちらの属国にもならないようにしなければなりません。

戦争も辞さない構えを見せる台湾

これに対して台湾は、アメリカによる対中強硬姿勢が強化されていることを歓迎しつつも、自らの領土はあくまでも自らの手で守るという姿勢を強固にしている。
すなわち、中国軍による上陸訓練に対応して、台湾軍は太平島や東沙諸島に海兵隊(中華民国海軍陸戦隊)を派遣した模様である。

(中略)
東沙諸島には台湾軍は常駐していないが気象観測所や海洋研究施設が設置されており、民間人の研究者が滞在すると共に、沿岸警備隊(海洋委員会海巡署)が常駐し警戒の任に当たっている。
詳細情報は明らかになっていないものの、台湾軍は東沙諸島に200名規模の海兵隊部隊を派遣し、常駐させている沿岸警備隊による防衛態勢を強化したという。

引用元:自主防衛に励む台湾と“属国”日本の絶望的な違い

台湾は、中国の侵略的な挑発行為に対して、戦争も辞さない構えを見せ、軍事的に対抗するつもりのようです。
独立主権国家として当然です。

東沙諸島に海兵隊を派遣し、常駐させている沿岸警備隊による防衛体制を強化した模様です。

東沙諸島
東沙諸島

台湾本島からかはり離れた領土ではございますが、自国の領土は寸土も譲らずという気概に溢れていることは明白と言えましょう。

尖閣諸島を守る気が全くない日本

日本の安全保障を左右する東シナ海軍事情勢、南シナ海軍事情勢、台中軍事情勢が深刻化しているにもかかわらず、国会も開かれず、首相も公の場にまともに姿を見せない状態が続いている。
そして、コロナ騒ぎに目を奪われている間に、馬毛島(鹿児島県)までアメリカ軍に献上(アメリカ海軍艦載機の訓練用航空施設を建設する)してしまうようだ。
イージス・アショアをキャンセルしたことにより気分を害してしまったであろうトランプ政権や米軍の機嫌をとろうというのであろうか。

引用元:自主防衛に励む台湾と“属国”日本の絶望的な違い

我が国日本の安全保障を考えるのであれば、すぐさま国会を召集し、日本国民へのビデオメッセージなども行い、自衛隊の強化を訴えるべきです。

そういったことも行わず、アメリカ海軍艦載機の訓練用航空基地を建設することで、日本の国土をアメリカに献上することにしたそうです。

外国に国土を献上するのは売国奴としか言いようがありません。

台湾総統の軍事力整備は適切である

中国と渡り合うには台湾が適切な防衛力を備える必要があるとし、中国による台湾侵攻を阻止するため、米国からの武器購入や軍の機構改革などを通じた「非対称戦力」の強化が急務だと強調した。
イベントに出席した駐米台北経済文化代表処の蕭美琴代表(駐米大使に相当)は、中国軍の上陸作戦の阻止や沿岸防衛に向け、米国から機雷や巡航ミサイルなどを購入する方向で協議中だと明らかにした。
ロイター通信によると、米国はこれらの兵器に加え、少なくとも4機の海上監視用大型無人機「シーガーディアン」の売却交渉を台湾と行っているという。

引用元:台湾の蔡総統、対中防衛で「非対称戦力」の強化訴え

蔡英文台湾総統の軍事力整備は適切であると言えます。
中国人民解放軍の上陸作戦を阻止するためには、海洋領域を敵軍の作戦領域にしないことが肝要です。

したがって、機雷を敷設し、中国海軍の作戦行動を邪魔するべきですし、巡航ミサイルで、中国側のミサイル発射基地や軍事基地などを物量を以て制することができます。

また、海上監視用の大型無人機「シーガーディアン」も購入する予定らしいです。
無人航空機の海上監視用ということらしいです。

シーガーディアン
シーガーディアン

そもそも海上の敵をいち早く見つけないと攻撃目標の選定ができませんので、当然の選択と言えます。

以上です。

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