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国際情勢 地政学

第三次世界大戦はイランとアメリカがミサイルを撃ち合うことで開始?

更新日:

大変お世話になっております。
反逆する武士

uematu tubasaです。
初回投稿日時:2020年1月5日(令和2年1月5日)

米軍を中東へ派遣(事実上の増派)

イランの精鋭部隊司令官をイラクで殺害した米軍は、中東でのプレゼンスを強化する。
匿名の米当局者2人によれば、第82空挺師団から約2800人をクウェートに派兵し、今週先に送られた約700人の部隊に急きょ合流する計画だ。
中東にはすでに約6万人の米軍が展開している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-03/Q3IIUVDWRGG101

第三次世界大戦前夜(?)になりかけている国際情勢を積極的にご紹介する拙ブログですが、あまりにも展開が早いため、ブログ記事作成が追い付かないという事態に直面しています。

すでに中東地域に約6万人ほど米軍が展開しておりますが、約2800人をクウェートに派兵するらしいです。
事実上の増派と言い切っていいと思います。

湾岸戦争を彷彿とさせるアメリカの行動に、警告する人もいらっしゃいます。

新たな湾岸戦争を止めよ

国連のグテレス事務総長は3日、トランプ米政権がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の殺害したことを受けて、「世界は、新たな湾岸戦争に対応する余裕はない」と声明を出した。
報道官を通じて発表した。

https://www.sankei.com/world/news/200104/wor2001040009-n1.html

グレテス国連事務総長は新たな湾岸戦争に突入するべきではないと警告を発しました。

当然の声明であると考えます。
アメリカの軍事行動は予防的先制攻撃としても、あまりにも性急かつ過激と思えます。

トランプ大統領の言い訳を聞こう

トランプ氏はさらに、「ソレイマニはアメリカの外交官や軍関係者に対する邪悪な攻撃を間もなく実施しようとしていた。しかし我々は、現行犯でそれを押さえ、あの男を終了させた」と述べ、「(ソレイマニの)恐怖の支配は終わった」と表明した。
報道によると、イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のトップだったソレイマニ将軍は3日、イランが支持するイラクの民兵組織と共に車両でバグダッド国際空港を出ようとしたところ、貨物ターミナルの近くで米軍のドローン空爆を受けた。
司令官はレバノンもしくはシリアから、バグダッドに到着したところだったという。

https://www.bbc.com/japanese/50990788

トランプ大統領はソレイマニ司令官を殺害した理由として、アメリカの外交官や軍官映写に対する攻撃を実施しようとしていたので予防的殺害を行ったと主張しています。

はっきり申し上げて、それを裏付ける証拠らしい証拠は皆無であり、国際社会が納得するものではございません。

トランプ大統領の完全なる失策と言えます。
戦争を始めるのであれば、国際社会が納得する大義名分を掲げ、イランを孤立させる必要がございます。

これではイランに対する同情が集まり、後世の歴史家から侵略戦争と言われること必至です。

私のように、トランプ大統領に対して評価していた人間としても、これでは擁護できません。

納得いく説明と証拠の提示をお願い致します。
重ねて申し上げますが、それでは擁護できません。

株安と円高傾向が継続する???

週末3日の米ニューヨーク市場では、イラン革命防衛隊の要人が米軍に殺害されたことを受け、株安と円高ドル安、原油高が進んだ。投資家は、リスク回避の姿勢を強めている。
(中略)
外国為替市場では、ドルを売って比較的安全とされる円を買う動きが広がり、円相場は一時、1ドル=107円台後半まで上昇した。午後5時(日本時間4日午前7時)時点では1ドル=108円12~22銭と、前日同時刻比で38銭の円高ドル安。

https://www.asahi.com/articles/ASN142FL4N14UHBI005.html

米国株の快進撃はここまでなのかと思わせるほどの政治的かつ地政学的リスクの株安が展開され、リスクが高まると円の価値が高まるので、円高にも傾きました。

イラン側が穏当な行動に終始するのであれば、何とかなりそうですが、そうもいかないようでして。

イラン軍事行動を宣言

米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、イランのラバンチ国連大使は3日、米CNNの取材に応じ、「我々は目を閉じていられない。間違いなく報復する。厳しい報復だ」と語った。
軍事行動」に出るとも宣言した。
両国間の緊張は一層高まっている。

https://www.asahi.com/articles/ASN1432F4N14UHBI00J.html

イランが軍事行動に出るらしいです。
おそらく、中東地域に派遣された米国軍兵士を殺戮するのではないかと推察します。

殺害手段は、RPGなどの携行ミサイル、ドローンからの手榴弾投下などでしょう。

もちろん報復の連鎖は株価暴落や企業業績の不振を招き、世界同時不況になるという可能性もございます。

安倍総理には獅子奮迅の働きをしていただき、第三次世界大戦を防止してほしいと切に願います。
ま、無理でしょうけどね。

オマーン沖の軍事演習も実施

中国国防省は26日、ロシア、イランの海軍とオマーン湾付近で海上軍事演習を実施すると発表した。
27~30日の日程。
イランメディアによると、3カ国の合同演習は初めて。イラン沖・ホルムズ海峡で活動する米主導の有志連合や海上自衛隊の中東派遣を決定した日本をにらみ、地域で存在感を示す狙いがある。

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019122701002371.html

日本やアメリカの中東派遣を牽制するため、イランが中国とロシアと共に海上軍事演習を実施しました。

第三次世界大戦の事前演習ということになるのでしょうか。
イランとは敵対したくない日本としては、難しい判断になると思います。

ただ、この場合は米国からの参戦要求をしっかりと断っていいと思います。
安倍総理は小泉総理の二の舞を演じることはないと思います。

シーレーンの防衛のみに専念するべきでしょう。

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