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世界経済

アルゼンチンで現職大統領が敗北し、経済政策が転換される可能性あり

投稿日:

アルゼンチン

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uematu tubasaです。
初回投稿日時:2019年10月30日(令和元年10月30日)

左派のフェルナンデス氏が大統領へ

アルゼンチンで27日、大統領選挙が行われ、中道左派の野党候補、アルベルト・フェルナンデス氏が勝利宣言した。
現職のマクリ大統領が打ち出した緊縮策に対し、多くの有権者がノーを突きつけた形となった。
経済危機が深刻化するアルゼンチンでは、インフレ率が前年比で50%以上上昇。国際通貨基金(IMF)の予測によれば、今年末までに国内総生産(GDP)が1.2%縮小するとみられている。

https://www.cnn.co.jp/world/35144543.html

今月の27日にアルゼンチンの大統領選挙が行われ、左派の野党候補であるフェルナンデス氏が勝利しました。

現職のマクリ大統領は緊縮財政政策を断行し、これに対してアルゼンチン国民がノーを突き付けた語りになりました。

アルゼンチン経済は我が国日本とは違い、民間経済の供給能力が低いため、インフレ経済が進行しており、民間企業の供給能力をどのように向上させるかという問題に直面しています。

このフェルナンデス大統領は、アルゼンチンの山本太郎のようなお人であり、反緊縮大統領と言い切っていいと思います。
どれほどの積極財政でアルゼンチン経済を立て直すのか見ものです。

個人的には、アルゼンチンは変動相場制に移行し、対USドルレートの大幅下落による価格競争力の強化を図り、供給能力の強化を志向するべきでしょう。

生活物資のインフレという問題に直面するでしょうから、減税や最低賃金の引き上げも必要だと思われます。

アルゼンチン・ペソをUSドルに両替

マクリ政権は9月上旬、通貨下落を防ぐために外貨の購入や送金額を制限する資本規制を導入した。
一連の政策で企業や投機筋の大口のペソ売りが抑えられたため為替相場は落ち着いたように見えるが、市民のペソ売りの動きは止まらず、じりじりと値を下げている。
為替規制の網をくぐる闇市場での取引も活発化している。
「カンビオ(両替)、カンビオ――」。
ブエノスアイレス中心部のフロリダ通りでは、両替を呼びかける声が響き渡る。
同所の名物でもあるフリーの両替商、通称「カンビオ・ガイ」たちの呼び込みだ。
アルゼンチンでは2015年まで為替取引が自由化されておらず、公定レートと闇レートの2種類が併存しており、カンビオ・ガイは闇レートでの両替を担っていた。
マクリ政権発足後はレートが一本化されたため、彼らの商売は下火となっていたが、ここに来て再び脚光を集めている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51461740X21C19A0000000/

今月27日のアルゼンチン大統領選挙の前には、アルゼンチン・ペソをUSドルに両替する動きが広がりました。

選挙結果によっては、対USドルレートが下落する可能性があったため、アルゼンチン国民が保有する資産を守るための自衛行動を採るしかなかったものと推察します。

アルゼンチンでは公式レートと闇レートが存在するため、その差益で儲けるような悪いやつも出てくるのではないかと推察します。

闇レートではどんどんアルゼンチン・ペソの価値が下落していくでしょう。

アルゼンチン経済の見通しは暗い

IMFは10月15日、「世界経済見通し」を発表し、アルゼンチンの経済見通しについて大幅な下方修正を行った。
8月11月に実施された大統領選挙の予備選挙直後に為替が急落したことなどを反映させたものと見られる。
2019年の消費者物価上昇率は57.3%と、4月に発表された前回見通しから26.8ポイント増加し、ベネズエラ(200.0%)、ジンバブエ(182.9%)に次いでアルゼンチンを世界で3番目に深刻なインフレに見舞われた国と位置付けた。
アルゼンチンの後にはスーダン(56.9%)、南スーダン(35.9%)が続いた。2桁以上のインフレ率となったのは調査対象の149カ国中、17カ国だけだった。
実質GDP成長率も2019年はマイナス3.1%へ下方修正している。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/10/c6d6ab9d613327bb.html

アルゼンチン経済の見通しは暗いと言わざるを得ません。
インフレは深刻化し、経済成長率は実質でマイナスに突入しました。

資本規制を強化するアルゼンチン

アルゼンチン中央銀行は10月28日、コミュニケA6815/2019号を官報公示し、個人による米ドルへの両替額の上限を、これまでの月額1万ドルから、ホームバンキング経由の場合は月額200ドル、現金による場合は月額100ドルに大幅引き下げすることを発表した。
即日施行された。
ギド・サンドレリス中銀総裁は28日朝の記者会見で、今回の変更は10月27日の大統領選挙の結果を受けたもので、12月10日に就任するアルベルト・フェルナンデス次期大統領への政権移行期間を通じて外貨準備高を維持し、次期政権に政策の裁量を与えるための措置であることを説明した。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/10/71cb6a991634172d.html

アルゼンチンの中央銀行は個人によるUSドルへの両替額の上限を大幅に引き下げました。

アルゼンチンの対USドルレートの大幅下落に対して、資本規制を強化することで対応するようです。

アルゼンチン中央銀行の総裁は、次期大統領の政策余地を残すために、資本規制の大幅強化に乗り出したということのようです。

現代貨幣理論的に言えば、変動相場制に移行して、政策余地を大きくするべきなのではないかと思うのですが、アルゼンチン中央銀行からは、そういったお話は(報道を見る限り)ありませんでした。

今後もアルゼンチン経済について注視していきたいと思います。

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